デスクトップ縦横無尽ローグライトSTG『Windowkill』Steam向けに2月24日配信へ。戦いの場は“ウィンドウ内”、撃って広げて動き回る
個人ゲーム開発者のtorcado氏は2月16日、ツインスティックシューター『Windowkill』のVersion3.0としてSteam版を2月24日にリリースすることを発表した。なお本作はitch.ioで、ユーザーが価格を決めるName your own price方式で配信中だ。
『Windowkill』は見下ろし視点で繰り広げられるツインスティックシューターだ。操作は左クリックで射撃、マウスを操作することで射撃方向を定める。移動はキーボードのWASDキーでおこなう。プレイヤーは自機を操作しつつ射撃を続け、迫りくる敵を倒すことになる。画面右上には残り体力が表示されており、この回数被弾したり、敵にぶつかったりするとゲームオーバーとなる。
本作の特徴として、ゲームがウィンドウによって展開される。しかしウィンドウは時間経過とともに一定のサイズまで縮んでいく。本作ではフィールドの“壁”となるウィンドウの端に射撃をヒットさせることにより、プレイヤーが動き回れるフィールドを拡大することができるのだ。そのため、敵を撃ったり弾を避けたりしつつ、“壁”を撃って移動できるスペースを確保していくことが重要になる。
また本作では、倒した敵が紫色のアイテムを落とす。このアイテムはショップにて自機の強化に使うことができる。ショップではショットのホーミングや連射間隔の向上、ほかにも最大体力増加や体力回復といったアイテムが用意されている。
さらにときおり登場するボスキャラについては、倒すことで黄色の星型のアイテムを獲得可能。このアイテムはperkショップにて、固有の効果を持つアイテムと交換することができる。たとえば「drain」は、その上を通過した敵の体力を吸収する。ほかにも「peer」を獲得することで視界を広げることができるなど、プレイヤーに有利な状況をもたらしてくれる。
本作を手がけるのは個人開発者のtorcado氏だ。同氏はこれまでに短期間でゲームを制作するイベントであるゲームジャム「Ludum Dare」にてゲームを制作・公開していたほか、Steam上でも手札を使いつつシューティングをおこなう『Heck Deck』をリリースしている。
『Windowkill』についても当初「Ludum Dare」に向けて作られた作品で、itch.ioではユーザーが価格を決めるName your own price方式ですでに配信されている。それが今回、Version3.0としてアップデートされつつ、Steamでもリリースされるかたちだ。