暗殺魔法学園タクティカルRPG『Blade Prince Academy』Steam向けに3月8日発売へ。魔法暗殺術を学ぶ生徒たちの青春と共闘を描く
パブリッシャーのFiresquidは2月14日、『Blade Prince Academy』を3月7日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。ストアページの表記によると、国内での配信は時差の関係で3月8日になるようだ。
『Blade Prince Academy』は魔法学園を題材としたタクティカルRPGだ。舞台となるのは天使や悪魔、獣人が存在し、ダークファンタジーとサイバーパンクが融合した“マジカル・パンク”の世界。プレイヤーは魔法暗殺者養成機関、ブレイドプリンスアカデミーの生徒たちを操作し、暗黒都市アブジェクトリアを内外の脅威から守ることになる。
ブレイドプリンスとよばれる生徒たちは、普段はアカデミーで過ごしている。アカデミーでは生徒たちが新たなスキルを覚えたり、休んだり遊んだりできるという。ミッションごとに出撃する生徒と装備を選び、戦いに挑むことになるようだ。疲労がたまっている生徒は休ませるなど、マネジメント要素も存在する模様。また生徒たちに友情を育ませることもでき、仲の良い生徒同士で出撃させるとボーナスが得られるという。
本作の戦闘は、ポーズありのリアルタイム形式でおこなわれる。プレイヤーは好きなタイミングで時間を止め、戦術を練ることができるという。タンク役の生徒が挑発を使って敵を集め、別の生徒が範囲攻撃で一掃するなど、生徒たちの役割分担と連携が必要になってくるようだ。タイミングとコンボが重要な戦闘システムになるといい、戦術次第で環境や地形を利用したり、敵の攻撃や呪文をかわすことができるとのこと。ボスは強力で、戦闘システムをよく理解して挑む必要があるとのことだ。
本作を手がけるのはフランスに拠点を置くAngel Corp。2019年に設立された、ゲームや書籍など複数の媒体で創作物を制作・出版しているトランスメディア・スタジオだ。日本のアニメ・マンガ好きが集まっているスタジオとのこと。本作『Blade Prince Academy』の世界は、同社制作の小説シリーズ「Tenebrae」で描いてきたものだという。複数の媒体でひとつの物語を多角的に描くトランスメディアの活用を謳う同スタジオが、小説にルーツをもつ本作をゲームとして打ち出したかたちだ。
『Blade Prince Academy』はPC(Steam)向けに、3月8日配信予定だ。