色彩感覚フル活用ゲーム『イロまぜインク店』Steam版2月16日配信へ。小気味いい演出が光るインク瓶詰め色当てゲーム

ScreenPocketは2月7日、『イロまぜインク店』Steam版を2月16日にリリース予定と発表した。本作は色当て&色並べ&色名クイズゲームである。

国内のデベロッパーScreenPocketは2月7日、『イロまぜインク店』Steam版を2月16日にリリース予定と発表した。同作はiOS/Android向けに配信されているが、Steamからもプレイ可能になるようだ。


『イロまぜインク店』は、色を当てて不思議なインクを瓶へ詰めていく、色当て&色並べ&色名クイズゲームである。本作の舞台となるイロまぜインク店は、不思議なインクの精を瓶に詰めて出荷しているインク屋だ。インクちゃんと呼ばれるインクの精には、自分と同じ色を示されると瓶に入る習性があるという。本作でプレイヤーは店長のココのもと、新人アルバイトとしてイロまぜインク店で労働。色彩感覚の問われる、不思議なインク店での作業が描かれる。


イロまぜインク店では、インクの精の習性を利用して瓶詰め作業を進めていく。1日の作業が始まると、プレイヤーの前には色とりどりのインクの精と、いくつかの色が提示される。たとえばインクの精が赤色なら、赤を選択。インクの精の習性を利用し、同じ色を提示することで瓶詰め作業を進めるのだ。ただしインクの精が画面内へ複数登場した際には、すべてのインクの精の色を混ぜ合わせた色が正解となる。瓶詰めが終わったあとには、色を明るい順で並べる梱包作業も存在。シンプルながら色彩感覚の問われる、色当てゲームや並べかえゲームが展開される。

本作の特徴としては、演出が挙げられるだろう。本作ではゲームの状態やプレイヤーの操作に対して、店長のココが細かく動作する。プレイヤーが提示する色を選んでいる最中には、謎のダンスを披露。UIも含めて、プレイヤーの操作にレスポンスよく動作を返してくれる。ルールはシンプルであるものの、演出によって気持ちのいいゲームプレイに仕上げられているのだ。そのほか本作には、おまけモードとして「色ガチャ」も存在。ボーナススターを集めて色を集めると、ココの衣装を自由に配色できるそうだ。瓶詰め作業中には時折色の名前当てクイズも登場。各ステージでは、ハイスコアを狙う要素も用意されている。


本作を手がけているのは、Yohei MIYAKE氏による国内のデベロッパーScreenPocketだ。過去作としては、『二枚残す道場』『時効1分の世界』などをブラウザ/スマートフォン向けに配信。本作『イロまぜインク店』は、2023年7月にiOS/Android向けにリリース。Android向けゲームアプリを開発する小規模/個人デベロッパーを対象とした「Google Play インディー ゲーム フェスティバル 2023」では、トップ10の1作に選ばれていた。今回のSteam版では、そんな本作がSteamからプレイ可能になるわけだ。なお本作では、体験版がブラウザ向けに公開中となっている。


『イロまぜインク店』Steam版は、2月16日にリリース予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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