『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』Steam版発表、2月14日発売へ。ドッカンハンマーや戻る操作など便利機能も盛り込み
スクウェア・エニックスは1月30日、『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』(以下、ドラゴンクエストビルダーズ)Steam版を発表し、2月14日に発売すると告知した。
『ドラゴンクエストビルダーズ』はブロックメイクRPGと標榜されている『ドラゴンクエスト』シリーズの関連作品だ。2016年1月に発売され、最終的にはPS3/PS Vita/PS4/Nintendo SwitchおよびiOS/Android向けに展開された。舞台となるのは『ドラゴンクエスト』第1作の世界アレフガルド。本作のアレフガルドは、勇者がりゅうおうによる「世界の半分をやろう」との誘いを受けてしまったことにより闇に覆われてしまった。プレイヤーはアイテムをつくり、町をつくる不思議な力をもった若者として荒廃した世界の復興を目指す。
本作の世界は無数のブロックで構成されている点が特徴。地形を砕いたり、モンスターと戦ったりして素材を集め、建物やアイテムをクラフトしていくのだ。また各地の町を復興させる町づくり要素も存在。町を発展させたり、散り散りになった人を救出したりして町に住む人々を増やしていこう。また町の人の頼みごとを解決してあげれば、主人公の力になってくれることだろう。
今回、本作のPC(Steam)版が発表され、2月14日に発売されることが告知された。Steam版ではiOS/Android版に用意されていた便利機能を搭載。置いたものを元に戻すUndo(アンドゥ)操作のほか、続編『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』(以下、ドラゴンクエストビルダーズ2)で登場した「ドッカンハンマー」も用意される。ドッカンハンマーは一定の範囲の物を一気に壊せる便利機能だ。また自由に建物を作れる「知られざる島」ステージでは積めるブロックの高さが約2倍に拡張されるなど、建築しやすさや自由度が上がるようだ。
また住民フィギュアやモンスターフィギュアのほか、便利アイテムと交換可能なドットといった収集アイテムも登場するという。ほかのプレイヤーと建築物を見せあったり、自分の島にほかのプレイヤーの建築物を再現したりできる「ビルドカード」機能も登場。遊びの幅も広がることだろう。そのほかSteam版には、知られざる島で使用可能な「魔法のじゅうたん」「ボスフィギュアパック」「天体パック」「ドットのゆびわ」といったiOS/Android版でのDLCがすべて収録されるそうだ。
ちなみに本作の続編となる『ドラゴンクエストビルダーズ2』は2018年12月にPS4/Nintendo Switch向けに発売。翌年2019年12月にPC(Steam)版が発売され、2021年5月にはXbox One/PC(Microsoft Store)向けにも展開された。シリーズ前作となる『ドラゴンクエストビルダーズ』も、今回PC(Steam)向けにも発売されるかたちだ。『ドラゴンクエストビルダーズ2』でのドッカンハンマーなど便利な新システムも盛り込まれており、新たにプレイする場合でも楽しめるほか、プレイし直す場合でも遊びやすくなっていることだろう。
『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』PC(Steam)版は2月14日に発売予定だ。