ボディカメラ風・異形動物園ホラー『Zoochosis』発表。夜勤で動物をお世話しつつ、異形化した怪物をワクチンで救う

Clapperheadsは1月17日、『Zoochosis』を発表した。真夜中の動物園で異形と化した動物を救う、ホラーシミュレーションゲームだ。

デベロッパーのClapperheadsは1月17日、ホラーシミュレーションゲーム『Zoochosis』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。またSteamストアページ表記によると、ゲームは日本語表示に対応予定。


『Zoochosis』は一人称視点で繰り広げられるホラーシミュレーションゲームだ。舞台となるのは夜の動物園。プレイヤーは動物園の夜勤スタッフとなり、動物の世話をすることになる。しかし、そこでは一部の動物が感染しミュータント化してしまっていた。プレイヤーは自分の身を守りながらワクチンを作って動物たちを救いつつ、この動物園の秘密に迫っていく。

本作中では飼育員として動物の世話をする要素があるという。キリンやシマウマ、カバなどといった、さまざまな種類の動物と触れ合うことができそうだ。また餌の補充をおこなったり、檻の掃除をしたりといった仕事をこなす必要もある様子だ。一方でミュータント化してしまった動物を探す際には、サーモグラフィなどの専用機器を使って判断する模様。動物の世話をこなしつつ、ミュータント化した動物を見つける必要もありそうだ。


トレイラーでは、謎の機器や、食肉加工工場のような場所も確認できる。ただの動物園には存在しなさそうな施設や設備の数々を見るに、大きな秘密が隠されているようである。そして動物がミュータント化してしまった原因などについて、プレイヤーは秘密を探っていくのだろう。本作ではどの動物を救うのか、といったプレイヤーの選択によってゲームの結末が変わるとのこと。物語の展開も気になるところだ。

また本作はボディーカメラ風の視点で進行していく点も特徴。視界の端には広角レンズで撮影されたような歪みもあり、実際にカメラ越しに動物園を歩いているかのような臨場感もプレイ中に感じられそうだ。


本作を手がけるClapperheadsは、ブルガリアに拠点を置くインディーゲームデベロッパーだ。過去作には探索ホラーゲーム『Sparky Marky』シリーズをリリースしており、美麗なグラフィックのほかストーリー展開などに一定の評価が集まっている。本作もホラーゲームとして開発されており、同スタジオの手腕が活かされているのだろう。

『Zoochosis』はPC(Steam)向けに配信予定だ。

Kosuke Takenaka
Kosuke Takenaka

ジャンルを問わず遊びますが、ホラーは苦手で、毎度飛び上がっています。プレイだけでなく観戦も大好きで、モニターにかじりつく日々です。

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