“クズ囚人”観察ゲーム『Romp of Dump』Steamにて1月20日、無料早期アクセス配信へ。極悪男子たちをトランプで負かし、過去を暴露させる

ザクロスケ氏は1月17日、『Romp of Dump(ロンプ・オブ・ダンプ)』を1月20日に無料で早期アクセス配信開始すると発表した。本作は“クズ囚人”観察アドベンチャーゲームと標榜されている。

個人開発者のザクロスケ氏は1月17日、『Romp of Dump(ロンプ・オブ・ダンプ)』を1月20日に無料で早期アクセス配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。


『Romp of Dump』は“クズ囚人”観察アドベンチャーゲームと標榜されている。舞台となるのは1992年、享楽と背徳の街「ダンピール」だ。プレイヤーは連続殺人期の濡れ衣を着せられた死刑囚。収監されたダンピール監獄、通称“ダンプ”にて賭けトランプを通じて異常犯罪者とのコミュニケーションを試みるという。

発表されている異常犯罪者は6人。連続殺人犯や麻薬密売人など極悪犯ぞろいだ。彼らとの戦いに用いるトランプゲームは「ブラックジャック」をはじめとする4種類を収録。Live2Dで表現されたキャラクターたちの仕草や表情、セリフの変化を見極める駆け引きを楽しめるそうだ。


そしてトランプで相手を負かせば「罰ゲーム」を与えることが可能。危険な囚人たちのプライドをへし折り、過去のエピソードを語らせるのだ。プレイヤーは語られたエピソードを集めて、彼らが起こした猟奇犯罪を紐解いていくことになるという。メインシナリオはサスペンス系ストーリーとして展開され、シナリオは全編20万文字超のボリュームを備えているとのことだ。

なお本作は15歳以上推奨とされており、猟奇犯罪などの違法行為やグロテスクな描写、下ネタや性犯罪への言及といった性的表現などが含まれるとのこと。これらの表現には直接的な描写は含まれず、差別・偏見・犯罪を肯定したり助長したりする意図はないとされている。

 


本作を手がけるのは個人インディーゲーム制作者のザクロスケ氏だ。ゲームエンジンUnity、ビジュアルノベルツール「宴」、Live2Dを活用するゲーム開発を続けてきたという人物で、本作のほかには冴えないお父さんが血の繋がりのない愛娘を守るノベルゲーム『Primula』を開発中。

本作『Romp of Dump』については2021年より開発開始されたそうで、2022年4月に体験版が配信開始。体験版のアップデートも複数回実施されており、今回早期アクセス配信開始の目途が立ったかたちだ。早期アクセス版は無料配信されるとのことなので、気軽に遊んでみることができるだろう。なお早期アクセス版では「異常者ひしめくダンプへようこそ」との合言葉を入力するとゲーム内ポイント「チップ×200」が贈呈されるそうだ。合言葉の使用方法についてはこちらの公式サイトを確認されたい。

そのほか本作は1月20日および1月21日に開催されるイベント「東京ゲームダンジョン4」に出展予定。会場ではゲームの導入となるミニゲームおよび罰ゲームのノベルパートの試遊が可能となる。早期アクセス版をダウンロードできるDLカードセットの無料配布もおこなわれるそうなので、興味のある人は足を運んでみるとよいだろう。

『Romp of Dump』はPC(Steam)向けに1月20日に早期アクセスとして無料で配信開始予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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