『崩壊:スターレイル』アプデVer.2.0では遺物システムが進化。星5遺物の分解時に強化用素材も選べるように
HoYoverseは12月12日、『崩壊:スターレイル』の最新情報を公開した。「開発者ラジオ・ピノコニー特別編」によると、Ver.2.0では星5遺物分解時に遺失砕金も選択可能になるほか、疑似花萼(金)では通常のドロップ素材も獲得可能。「開拓行路」システムでは、各クエストのクリア状況などが確認できるようになるそうだ。
『崩壊:スターレイル』は、HoYoverseブランドより配信中のスペースファンタジーRPGだ。本作の舞台は、災厄をもたらす星核や星神などが存在する広大な宇宙。主人公は、謎の組織「星核ハンター」に星核を埋め込まれた記憶喪失の人物である。主人公は、宇宙ステーション・ヘルタでの騒動中に星穹列車の乗員たちと出会い、広大な宇宙の旅へ出発。ナナシビトの一人として星穹列車へ乗り込み、開拓の旅を繰り広げている。要素としては、戦闘ではタイムライン式のターン制バトルを採用。キャラクターたちにはレベル/光円錐/遺物といった強化要素も用意されている。なお『崩壊:スターレイル』は、現在Ver.1.5が配信中。12月15日に、Ver.1.6「只人と神の栄冠」の予告番組が配信予定となっている。
公開された「開発者ラジオ・ピノコニー特別編」では、Ver.1.6「只人と神の栄冠」の登場に先駆け、Ver.2.0のシステム変更点が紹介された。Ver2.0では、遺物システムに手が加えられるという。大きなものとしては、星5遺物の分解時に、新たに遺物の強化に使う「遺失砕金」が選択可能になる。Ver.1.5現在、星5遺物の分解時には「遺物残骸」を10個獲得。星5遺物を100個使用することで、任意部位の星5遺物が作成可能となっている。Ver.2.0では星5遺物の分解先が遺失砕金と遺物残骸に増加し、プレイ状況にあわせて素材を選べるようになるわけだ。
遺物関連ではフィルター機能もアップデートされる。Ver.2.0以降では、遺物のソート時に必要のないステータスが選択可能。すでに特定の部位の遺物を選択している時には、フィルターのセットとステータスを選ぶと、その部位で出現する可能英のあるセットとステータスだけが表示されるようになる。
またVer.2.0ではステータス強化/ステータス追加されるレベルまで素早く強化できる「クイック強化機能」や、不要な遺物用のマーク「放棄遺物マーク」も登場。厳選などの関係により利用頻度の高い遺物システムがアップデートされ、さらに遊びやすくなるのだろう。なお、遺物セットのおすすめ機能の導入も検討されているそうだ。
Ver.2.0では疑似花萼(金)も変更され、通常の獲得素材も獲得可能になる。疑似花萼(金)は、キャラクターの経験値素材や信用ポイントなどが獲得できるコンテンツだ。Ver.1.5現在、敵は通常の素材をドロップせず、各ステージごとのクリア報酬のみが獲得できている。Ver.2.0以降の疑似花萼(金)では、通常時に敵を倒した際に獲得できる素材も獲得可能。たとえばベロブルグの疑似花萼(金)では、消滅した原核や氷の芯も追加で獲得できるそうだ。さらにVer.2.0では疑似花萼(金)の新しいステージ6個が、仙舟「羅浮」やピノコニーに実装される。欲しい敵のドロップ素材にあわせて、疑似花萼(金)の周回先が選べるようになるのかもしれない。
またVer.2.0以降では、ピノコニーなどに新たな疑似花萼(赤)が登場し、新たな運命素材が獲得できる。運命素材関連では、Ver.2.0では運命素材の変換が可能。詳細は不明ながら、一定の比率で新しい素材へ交換可能とされている。
そのほか、Ver.2.0では新システム「開拓行路」も登場。樹形図からクエストの解放条件やクリア状況などが確認できるという。また忘却の庭のショップ「光円錐プレゼンス」には、新たな光円錐の登場も予定されているそうだ。
『崩壊:スターレイル』は、PlayStation 5/PC/iOS/Android向けに配信中だ。