ハイテンション寿司食べアクション『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース』12月10日から配信へ。マルチバースを巡る壮大な寿司救済スペクタクル

ただすめん氏は12月2日、『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース』の配信日を発表した。Steam版が12月10日、同氏個人サイト「くそいサイト」内での配布が12月11日に開始予定。

国内の個人ゲーム開発者ただすめん氏は12月2日、『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース』の配信日を発表した。Steam版が12月10日、同氏個人サイト「くそいサイト」内での配布が12月11日に開始予定。またクラウドファンディング支援者向けの先行プレイ版が、12月3日から配信される。


『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース』は、寿司を食べ続けなければ死んでしまう男が寿司の概念を巡って戦う、寿司食べ3Dアクションゲームの第2弾である。本作の主人公は、寿司を愛しすぎるあまり、寿司を食べ続けなければ死んでしまう男だ。本作ではそんな寿司が好きすぎる男の前から、寿司が消えようとしていた。大いなる寿司の意思によると、寿司という概念が何者かに書き換えられようとしているのだという。寿司を愛しすぎた男は、寿司の概念を書き換えようとする悪の野望を阻止するため、冒険へ出発。大いなる寿司の試練へと挑むことになる。寿司を愛しすぎた男の、マルチバースを巡る壮大な愛の物語が描かれる。

 


寿司を愛する男は、寿司を食べながら大いなる寿司の試練をクリアしていく。本作はステージ制の3Dアクションゲームとなっている。ジャンプや移動などを駆使して、各ステージのクリア条件を達成するのだ。ただし、寿司を愛する男は、寿司を食べ続けなければ死んでしまう。本作ではステージ上に点在する寿司を摂取しながら、各ステージを攻略するわけだ。

また本作では主人公に、多数のスキルが用意されている。具体的なスキルとしては、空中で素早く前進する「ジェット・ゼンシン」、いのちゲージ回復スポットを設置する「ヒーリング・ヒトヤスミ」、時を操り最後に寿司を食べた位置まで戻る「メモリー・サカノボリ」などが存在。装備するスキルを選ぶことで、自由なスタイルで寿司を食べられるそうだ。


ステージは60種類以上用意されている。寿司(テクノロジー)を愛する者や寿司(スポーツ)を愛するものとの戦い、マッチョと協力して寿司を食べるコースなど、多数の混沌としたステージが待ち受けているようだ。ステージ内に登場する敵のバリエーションも増加しており、最強の寿司兵器やぴえん寿司などさまざまな敵も登場するとのこと。

また前作では寿司を食べた際の「寿司!美味すぎるだろ!反省しろ!」といったリアクションも人気だった。今作ではリアクションボイスが増加。ゲーム内通貨を消費することで、更に語彙を増やす要素も用意されているという。そのほか寿司をたくさん乗せるミニゲームも用意されるほか、ミスをしまくっている際にはお助けタマゴなる救済措置も登場。寿司食べ3Dアクションゲームの第2弾として、前作よりもバリエーション豊かに遊びやすく進化しているのだろう。


本作を手がけているのは、国内の個人ゲーム開発者ただすめん氏だ。過去作としては、『体育館の天井に挟まったマッチョを助けるゲーム』やホラーゲーム『PIEN-ぴえん-』などを、個人サイト「くそいサイト」などで配信してきた。本作の前作に相当する『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!』は、2021年にPC向けのフリーゲームとして公開。2022年6月配信のSteam版においては、記事執筆時点で126件中97%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。インパクトの強い設定や勢いのある寿司を食べた際のリアクション、しっかり遊べるゲームプレイなどが評価に繋がっているようだ。

本作『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース』では前作の続編として、2023年4月実施のクラウドファンディングで739名から300万円以上の開発資金を獲得するなど、注目を集めながら制作が進められてきた。そんな本作は、同氏の個人サイト「くそいサイト」での配布と、Steamでの販売が予定されている。クラウドファンディング時の記載によれば、「くそいサイト」版はフリーゲーム(無料配信) となるようだ。またゲーム内容は基本的に同じであるが、Steam版には各ステージやミニゲームのランキング機能などが搭載されるそうだ。


『そろそろ寿司を食べないと死ぬぜ!ユニバース』は、PC向けに配信予定。Steam版が12月10日、「くそいサイト」内での配布が12月11日開始予定。クラウドファンディングの支援者向けには、先行プレイ版が12月3日配布予定となっている。





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Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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