装甲列車でシベリア横断ゲーム『Last Train Home』Steam好評スタート。大戦後の兵士たちを故郷に帰すため、戦いながら極寒の地を駆け抜ける
THQ Nordicは11月28日、Ashborne Gamesが手がけるRTS『Last Train Home』をPC(Steam)向けに配信開始した。ゲーム内は日本語表示に対応している。本作はSteamユーザーレビューにて「非常に好評」ステータスを得るなど、好調な滑り出しを見せている。
『Last Train Home』は、兵士たちを装甲列車に乗せて故郷を目指すRTSだ。史実に基づき制作される作品で、舞台となるのは第一次世界大戦終結後も内戦が続くロシア。プレイヤーは、大戦にて連合国軍の一員として戦ったチェコスロバキア兵を国に帰還させるため、装甲列車で極寒のシベリアを横断する旅をおこなう。
シベリア横断の旅路のなかでは、部隊を率いてさまざまなミッションをこなす必要もある。往路の安全確保や敵施設のサボタージュ、あるいは捕虜救出などをこなしていく。そして、列車の中では乏しい物資と人員をやりくりし、料理による食事の確保や負傷者を治療などもおこない士気を保つ必要もある。スキルアンロックや装備の向上などで兵士たちを強く育て、装甲列車の強化といった要素も利用し、厳しい旅路を戦い抜くのだ。
本作は11月28日にPC(Steam)向けにリリース。Steamユーザーレビューでは本稿執筆時点で234件中86%が好評とする「非常に好評」ステータスを得ている。また、Steam同時接続プレイヤー数もピーク時で3795人を数えるなど好調を見せている(SteamDB)。ゲームプレイ面では、ステルス戦闘などは調整不足との意見もある一方で、列車での管理パートは好評。また史実をベースとした物語や、日本語ローカライズの品質の高さも評価されている。
『Last Train Home』はPC(Steam)向けに配信中。12月6日までは、リリース記念セールとして15%オフで販売中だ。ゲーム内は日本語表示に対応している。デモ版も公開されている。