最大4人協力ホラー『Lethal Company』Steamで人気爆発。高評価&人殺到、命からがらガラクタを集める宇宙契約社員

個人デベロッパーのZeekerss氏は10月24日、『Lethal Company』を早期アクセス配信開始した。最大4人で協力プレイ可能なホラーゲームだ。

個人デベロッパーのZeekerss氏は10月24日、『Lethal Company』を早期アクセス配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)。配信開始後プレイヤー数は着実に増加し続け、直近ではピーク時の同時接続プレイヤーが5万7000人を超える人気ぶりを見せている。


『Lethal Company』は最大4人で協力プレイ可能なホラーゲームだ。プレイヤーは「Company」の契約社員として放棄された衛星に向かい、廃工場や野外を探索して物品を収集する。期限内に課されたノルマを達成し、無事に帰ることがゲームの目的となる。

衛星の地形はプレイするたびに変化。フィールドは危険なクリーチャーやトラップであふれており、探索は死と隣り合わせだ。ライトやシャベル、無線機などの道具を活用し、仲間と協力して生還を目指すのだ。仲間とは一緒に探索に出るほかに、一人が宇宙船に残ってガイド役を務めることも可能。ガイド役は船に搭載されたレーダーを使ってトラップを検知したり、遠隔操作でロックされたドアを開けたりできる。ノルマを達成して生きて帰るためには役割分担が重要になってくるだろう。また、衛星は日が沈んで夜になるとさらに危険度が高まる。ノルマには期限が存在することもあり、時間の管理も大事な要素となっている。

無事に仕事を終わらせれば、Companyから報酬が支払われる。受け取った金はより危険で報酬の多い星への移動に使えるほか、スーツや船をデコレーションすることにも使用可能。また、出会ったクリーチャーをスキャンして図鑑に登録するといった要素も存在。そうしてさまざまな星を渡り歩き、新たな死と危険に向き合うのだ。


本作は10月24日から早期アクセス配信開始され、着実にプレイヤー数を伸ばしてきた。そうして直近では連日ピーク時に数万人が同時に遊ぶ人気を獲得(SteamDB)。本稿執筆時点では最大同時接続プレイヤー数が約5万7000人を記録している。またSteamユーザーレビューでは本稿執筆時点で約1万3000件が寄せられ、「圧倒的に好評」ステータスを獲得。新作協力ホラーゲームとして新鮮なゲームプレイを楽しめる点などが評価を受けている。また死が唐突に訪れる緊張感のなかガラクタ集めをするといった、しっかり怖いのにどこかコミカルな作風も好評な様子だ。

本作を手がけるのは個人デベロッパーのZeekerss氏。同氏はこれまでも多くの高評価ホラーゲームを手がけており、過去作の『The Upturned』『It Steals』も、Steamユーザーレビューにて「圧倒的に好評」ステータスを獲得している。ホラーゲームの名手が制作する本作もさっそく大きな人気を博しているかたちだ。


本作の早期アクセス配信期間は最大で6か月ほどが予定されているものの、ユーザーからのフィードバック次第で変更される可能性もあるという。現時点では探索できる惑星が7種類、発見できるエイリアンは9種類、ショップで購入できる道具は8種類用意。船のカスタマイズやエイリアン図鑑などの要素も用意されている。開発者によると今後は新たなクリーチャーやアイテム、マップなどのコンテンツを追加しつつ、“無限にリプレイできる”ような作品にしたいという。また不具合修正やバランス調整を通して、新規プレイヤーも経験者も楽しめるようなゲームプレイを目指しているそうだ。

『Lethal Company』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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