キャプチャユニット「RACEN ゲーミングビデオキャプチャ Higher」発表、11月下旬発売。4K60Hzやパススルー対応を謳うゲーミングキャプチャ

センチュリーは11月14日、「RACEN ゲーミングビデオキャプチャ Higher(CRC-GVCAP05)」を発表した。11月下旬に発売予定。

センチュリーは11月14日、「RACEN ゲーミングビデオキャプチャ Higher(CRC-GVCAP05)」を発表した。11月下旬に発売予定。参考価格は税込1万9800円となっている。発表に合わせて、製品紹介PVなども公開されている。

「RACEN ゲーミングビデオキャプチャ Higher」は、4K60HzやHDR/VRRのパススルー対応を謳う、キャプチャユニットである。本製品では、HDMI接続のゲーム機/PCの映像と音声を録画し、YouTubeやTwitch上などでのライブ配信ができるという。機能面では、最大4K60fps/WQHD(2560×1440)144fps/フルHD240fpsでの録画に対応している。また本製品には、モニターと直接接続するパススルー機能が搭載されており、PCを介した際の映像の遅延を解消。パススルーも最大で4K60HzおよびHDRとVRRに対応しているため、高画質かつ遅延の少ない環境でゲームプレイが可能とされている。そうした機能を有する本製品を、USB 5Gbps(USB 3.2 Gen1)Type-C経由でPCへ接続。PC上で付属の専用ソフト「ezcap Link」や「OBS Studio」などを利用することで、ゲーム配信ができるのだろう。


本体の背面には、PC接続用のUSB Type-CやHDMIの入出力端子に加えて、AUDIOの入出力端子も搭載。オーディオ機能としては、一般的なマイクやミキサーをAUDIO INに接続できるほか、4極CTIA規格タイプのヘッドセットをAUDIO OUTに接続して、ヘッドセットのマイクを利用することもできるという。対応ゲーム機としては、画像によるとPS5/PS4/Nintendo Switchで動作するようだ。また本製品では、録画する映像の画質や解像度によって、推奨PCスペックが異なっている。フルHD/60fpsの場合には、CPUがCore i5-3300以上、グラフィックボードがGeforce GTX650/Radeon R7 250X以上。4K60fpsまたはフルHD120fpsの場合には、デスクトップPCでCPUがCore i5-6xxx/Ryzen 3xxx以上、グラフィックボードがGeforce GTX1060/Radeon RX5700以上。高解像度での録画には、相応のPCスペックが必要になるようだ。

*公式サイト内のスクリーンショット、推奨PCスペック一覧


「RACEN ゲーミングビデオキャプチャ Higher」は、参考価格税込1万9800円で、11月下旬発売予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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