ホラー・ライフシム『Bem Feito』11月9日発売へ。少年ほのぼの生活シムから、現実侵食ホラーへ
デベロッパーのoiCabieおよびQUByte Interactiveは10月27日、『Bem Feito』を11月9日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびNintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。
『Bem Feito』は、ライフシムゲームだ。本作の舞台となるのは、小さな惑星B-613。プレイヤーはそこに住まう少年Reginaldoの生活を追いかけていくことになる。プレイヤーは彼を通じて、さまざまなおつかいをこなしたり、B-613の景観を楽しんだり、釣り・料理・栽培などに精を出したりできるという。また、人々との交流要素もあるようだ。
『Bem Feito』の特徴となるのが、本作にまつわるメタ的設定だ。本作は、1999年に携帯機JOGAROTO向けに発売された同名作品の現代移植版との背景が設定されている。同作をエミュレーターを通じてプレイ可能にしたのが、本作というわけだ。トレイラーではグリッチ風の演出とともに、Reginaldoが不穏な気配を出しつつプレイヤーを見つめるようなシーンが見られる。本作には現実に侵食するような演出が含まれるそうだ。ライフシムのかたわら、恐怖の体験が混じっていくのだろう。
本作を手がけるのはソロ開発者のoiCabie氏を含む、ブラジルを拠点とする3人の開発者チームとのこと。本作『Bem Feito』については、itch.io向けに2020年に同名作品がリリースされており、今回PCやコンソール向けに新バージョンが展開されるかたち。2020年版の『Bem Feito』については、ホラー表現を評価するユーザーコメントが作品ページにて散見される。
『Bem Feito』はPC(Steam)およびNintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに、11月9日リリース予定。