『ファイナルファンタジーVII リバース』新要素が公開される……も、“樽ぶっ飛ばしエアリス”に注目集まる
スクウェア・エニックスは10月19日、『ファイナルファンタジーVII リバース』における新要素を公開した。同作では、なんでも屋クエストなるシステムが導入されるといい、その様子が公開されている。されているのだが、その手前でエアリスが樽をぶっとばしていることが笑いを誘っているようだ。
『ファイナルファンタジーVII リバース』は、『ファイナルファンタジーVII リメイク』に続く新作だ。三部作プロジェクトの第二作目となり、ミッドガルを脱出したクラウドたちが、未知なる荒野への旅に踏み出す。本作ではリニア型であった前作とは異なり、広大なフィールドが存在。さまざまな場所を冒険し駆け巡るのだ。
今回公開されたのは、クエストまわりの新システムだ。『ファイナルファンタジーVII リバース』では、なんでも屋として、世界各地の人々で困っている人から仕事を引き受ける。その流れとして、街にあるクエスト掲示板を確認する様子が、映像で紹介されている。要素を紹介しつつも、オリジナル版にある「旅の途中で」のアレンジ版BGM流す、という原作ファンを意識したなかなか粋な映像……なのだが、一部ファンがある指摘をしている。それは、エアリスが樽をぶっ飛ばしているという指摘だ。
映像では、クラウドがクエスト掲示板の前に移動するにあたり、ほかのパーティーメンバーが追従。クエスト掲示板を開く前に謎の騒音が響く。その騒音ののちに、転がる樽とエアリスが登場するのである。パーティーにはエアリスのほかにも、レッドXIIIの姿も映るので、誰が犯人か不明。しかしながら、なんらかのかたちでパーティーメンバーが樽をぶっ飛ばし、騒音を立てている。クラウドやシステムそっちのけで、樽が騒々しく荒ぶっているのが面白がられており、国内外でエアリスの樽ぶっ飛ばしを指摘するユーザーが散見される。「システム紹介にも音楽にも集中できない」「面白すぎる」といった声が寄せられている。
前作『ファイナルファンタジーVII リメイク』でも、一部オブジェクトについては、キャラが衝突することでオブジェクトが飛ぶという表現が存在。NPCが樽に当たり樽が飛ばされること自体は、そう珍しくない。しかしながら、システム紹介映像で、エアリスが樽をぶっ飛ばし騒音を立てているのは、なかなかシュール。エアリスは勝ち気でおてんばな側面もあり、彼女らしいといえばらしいのだが、公式映像でその一面を見せるのはなかなか愉快だろう。この演出もまた、メッセージを含んでいるのだろうか。
ちなみに前作『ファイナルファンタジーVII リメイク』で吹き飛ばせたオブジェクトは、小さめのドラム缶などが多かった。今回の樽は、そうしたオブジェクトと比べるとなかなかサイズが大きめ。本作ではどのようなオブジェクトを吹っ飛ばせるだろうか。部分的にオープンワールド要素を取り入れた本作の、遊びの側面も注目されるところだ。
『ファイナルファンタジーVII リバース』は、PS5向けに2024年2月29日発売予定である。現在予約受付中だ。
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