ドバイ街づくりシム『Dubai Builder』発表。石油を掘って、儲けた金で砂漠に特大オアシスを作り上げる
パブリッシャーのPlayWayは10月15日、街づくりシム『Dubai Builder』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。2024年のリリースを予定している。Steamストアページによると、ゲーム内は日本語表示に対応予定だ。
『Dubai Builder』は、アラブ首長国連邦の首長国の1つ、ドバイを舞台とした都市建設シミュレーターだ。プレイヤーはドバイの首長から都市とその周辺の地域の建設を監督する権限を渡される。都市開発の資金を得るために、採掘用のポンプや、燃料加工用の精製所を作り、石油を製造。石油で手に入れた資金を使い、何もない砂漠地帯を近代都市へと徐々に発展させていくのだ。
また、石油による資金確保だけでなく、都市の住人の社会的地位に応じた税を課すことで安定した財源を確保できるようだ。しかし、適切な税金を課さないと住人からの不満が溜まってしまい、財政状況を覆される可能性もあるようなので注意が必要。また、港や遊歩道、人工島の建設をすることによって、観光による収入確保も可能な模様。ドバイに実際にある世界最大の人工島「パーム・ジュメイラ」や、ハートマーク、いいねマークなど好みの形の人工島を作り上げ、都市に適応させることで、高収入を得られる観光スポットにできるようだ。
砂漠地帯の都市建設には、資金の問題だけでなく砂嵐や竜巻などの災害といった問題もあるようだ。災害による都市への被害を抑えるために、救助や警告用のインフラを整え、都市の美しい景観と住民たちを守ろう。
本作を手がけるのはPlayWayの子会社で、ポーランドに拠点を置くGames Incubator。内外の複数開発チームが連携する体制の、ゲームプロデュース・パブリッシング会社だ。『Pets Hotel』や、『Ship Graveyard Simulator』など、小~中規模のシミュレーター作品を複数手がけている。また、現在動物園管理シム『Zoo Simulator』や、馬飼育シム『My Horse: Bonded Spirits』も開発中。そうした複数のシミュレーター作品を手かけたノウハウは、『Dubai Builder』開発にも活かされるかもしれない。
『Dubai Builder』はPC(Steam)向けに2024年のリリースを予定している。