『原神』で謎の構文「リオセスリ構文」が流行る。ほかに伝えるべきことは───「リオセスリ構文」が流行る
HoYoverseは10月11日、『原神』の新キャラ「リオセスリ」の新たな情報を公開した。同キャラがさまざまな側面から注目を浴びる中、特徴的な言葉遣いが「リオセスリ構文」としてSNS上でにわかに人気を集めている。
『原神』はmiHoYoが開発し、HoYoverseブランドより展開中のオープンワールドアクションRPGだ。リオセスリは、本作に実装予定の、星5氷元素キャラクター。フォンテーヌの罪人が投獄される、メロピデ要塞を治める公爵である。プレイアブルキャラとしては、激しい拳闘を見せつける。甘いマスクと質実剛健さの裏に繊細さが垣間見える人物だ。日本語版ボイスはアニメ版「ジョジョの奇妙な冒険」空条承太郎役をはじめとした多数の役で知られる、小野大輔氏が担当する。
そんなリオセスリのとある発言が、現在X上などでにわかに流行の兆しを見せている。「違法行為はしないように。他に何か言っておくことはあったか───ああ、違法行為はやめておいてくれ」とのセリフだ。このセリフは、文字どおり同じことを2回伝えている。このセリフは、Ver.4.1「深海に煌めく星たちへ」予告番組が初出と見られる。
実際に上述の映像で声を聞いてみると、「リオセスリが発言を瞬時に忘れてもう一度繰り返すうっかりさん」というわけではなさそうだ。というのも、ニュアンスとしては最初の「違法行為はしないように」が当然の忠告といった温度感。続いての「違法行為はやめておいてくれ」は、より強めの念押しといったニュアンスになっている。まさに“大事なことだから2回伝えた”といった風情だ。一度忠告して、相手がパイモンと旅人であることを思い出して不安になったのかもしれない。メロピデ要塞の“看守”としての厳しさをうかがわせるセリフだろう。
前述のとおり、この「リオセスリ構文」は動画として公開されていた。そして、10月11日にHoYoLAB上でのキャラクター紹介にて、同セリフが抜粋。にわかにこの言い回しが注目を集めることとなった。現在X上では、その珍妙な言い回しの面白さを語ったり、「大事な事を伝える構文」として真似るユーザーが続出している。
なお、『原神』にて「キャラクター構文」が流行したのは今回が初めてではない。以前には、アルハイゼンの独特の言い回しが「アルハイゼン構文」として人気を博していた。そちらは「寒いのか?俺は大丈夫だが」とのゲーム内セリフがプレイヤーたちの注目を浴びており、アルハイゼン(の担当声優である梅原裕一郎氏)が、公式番組にて「君たちはまだ寝ないのか、俺は寝るが」と発言。気を遣っているのか突き放しているのかわからない、アルハイゼンらしいあっけらかんとした言い回しが人気となった経緯がある(インサイド)。
「リオセスリ構文」「アルハイゼン構文」いずれも珍妙な言い回しながら、何となく味わい深い表現として親しまれている様子だ。そして、『原神』では今後も新たな国への冒険などが展開されていく。新しい個性が登場し、“新構文”を生み出すかもしれない。
『原神』は、PS4/PS5/PC/iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中。 リオセスリは、10月17日(火)19:00より開始されるイベント祈願「万劫に渡る氾濫」にて入手可能となる。ほかに伝えておくべきこととして、 リオセスリはイベント祈願「万劫に渡る氾濫」にて手に入る。