どら焼き屋さん経営SLG『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』発表。カイロソフトによる、のび太たちとの店経営
カイロソフトは10月4日、『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』を発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PC(Steam)/iOS/Androidなど。2024年頃のリリースが予定されている。
『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』は、「ドラえもん」の登場人物たちと人気どら焼き屋さんを目指す、経営シミュレーションゲームである。本作には藤子・F・不二雄氏による漫画作品「ドラえもん」から、ドラえもんやのび太くん、ジャイアンといったキャラクターが登場する。プレイヤーは彼らと共に、どら焼き店をオープン。経営するお店を22世紀まで続く老舗へと発展させることが目的となるようだ。
ゲームシステムとしては、店内のレイアウトや装飾など、お店のカスタマイズが可能。どら焼き以外にたい焼きやいちご大福なども作り、徐々にお店を発展させていく。公開されている画像を見る限りでは、お店の評判や資金といった要素も存在するようだ。また本作では、「ドラえもん」のキャラクターたちに加えて、エスパー魔美やパーマンなどを含めた藤子・F・不二雄氏による作品のキャラクターが登場。ドラえもんたちの姿がドット絵のグラフィックによって描かれている点も特徴だろう。
本作を手がけているカイロソフトは、国内のゲーム開発スタジオである。過去作としては『ゲーム発展国++』や『ゆけむり温泉郷』など多数のシミュレーション作品を開発。スマートフォンを中心に展開しつつ、コンソール向けにもゲームを配信。2022年からはSteamでも作品を配信してきた。また本作『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』は、漫画家の藤子・F・不二雄氏の生誕90周年を記念した企画の一つとなる。カイロソフトの作品としては、他社のIPを活用した点も珍しいと言えるだろう。
『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』は、2024年にリリース予定。ドラえもんチャンネルによると、Nintendo Switch/PC(Steam)/iOS/Androidなどでの発売が予定されている。