酔っ払いが家に帰るゲーム『Drunken way to Home』11月17日配信へ。ぐでんぐでんオヤジの帰路では犬やら自転車やらが超危険

ゲーム開発者の山内氏は10月3日、『Drunken way to Home』を11月17日に配信開始すると発表した。酔っ払いの困難な帰路を描く、物理演算を活用したアクションアドベンチャーゲームだ。

国内のゲーム開発者である山内氏は10月3日、『Drunken way to Home』を11月17日に配信開始すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamの実績機能などにも対応しているそうだ。

『Drunken way to Home』は、酔っ払いの困難な帰路を描く、物理演算を活用したアクションアドベンチャーゲームだ。本作の主人公である男性は、お酒を飲みすぎてしまったようだ。顔は赤らめており、頭にはネクタイをハチマキのように装着。動画やスクリーンショットでは、まっすぐ歩くことすら難しい様子も確認できる。少なくとも、かなり酔っているのは間違いないだろう。

 


本作でプレイヤーは、そんな酔っ払いの男性を操作し、彼を家まで導いていく。Steamのストアページによると、酔った男性はマウス操作によって街を歩くという。マウスの左右両方を押すと前に進み、左右どちらかを押すと回転。大きく2種類のアクションによって、家に帰るのだ。

ただし帰路である街の中には、危険が待ち受けている。公開されている動画やスクリーンショットでは、男性が自転車に轢かれたり、犬に襲われたり、穴に落ちてしまったりするシーンが映されている。本作では現代の街が、主人公が酷く酔っているために危険な場所へ変貌しているわけだ。プレイヤーはそうした危険をマウス操作によって避けながら、酔っ払いの主人公をを家に帰らせるのだろう。そのほか要素としては、酔った動きを物理シミュレーションによって表現。キャラクターとコスチュームの選択機能も用意されているという。


本作を手がけているのは、国内のゲーム開発者山内氏だ。過去作としては奇妙な椅子取りゲーム『dancing chair』と、チーム全員が同じ動きをするサッカーゲーム『Oneteam Soccer』の2作が公開中。『dancing chair』においては、記事執筆時点でSteamのユーザーレビュー91件中85%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。過去作においては、笑いを誘う内容などがプレイヤーから評価されていたようだ。

また本作『Drunken way to Home』は、同氏のX(旧Twitter)アカウントを見る限り2021年頃より開発がスタート。同氏のポストによれば、2023年9月の時点でゲームは完成しているそうだ。

『Drunken way to Home』は、PC(Steam)向けに日本時間で11月17日18時に配信開始予定だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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