3DダンジョンRPG『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steamにて10月26日正式リリースへ。ユーザーシナリオエディタも自由にβ利用可能に
Game*Spark Publishingは9月26日、現在Steamにて早期アクセスとして配信中の3DダンジョンRPG『Wizardry外伝 五つの試練』を、10月26日に正式リリースすると発表した。
『Wizardry外伝 五つの試練』は、3DダンジョンRPG『Wizardry(ウィザードリィ)』シリーズの外伝作品のひとつであり、2006年に発売された同名作品の大幅バージョンアップ版だ。ワイドスクリーン/高解像度への対応、新UIや本体組み込み型の新シナリオセレクタの導入などが実施され、またオリジナル版のユーザーシナリオも楽しめる。
本作は2021年12月に早期アクセス配信を開始。以降、2年近くにわたってアップデートを通じてコンテンツの追加や改善を重ねてきた。また、DLCについても大型シナリオ2本がリリースされている。このたびリリースされる正式版においては、新たなデフォルトシナリオ「偽りの代償」が追加され、既存の5本も含めて『Wizardry外伝 五つの試練』ゲーム単体で計6本のシナリオを楽しむことができるという。
なお、「偽りの代償」を手がけるのは、フロム・ソフトウェアにて『アーマード・コア』一部シリーズ作品にプログラマーとしてかつて携わり、現在インディーデベロッパーとして『NIZ Ashes of the Mad Overlord』などを手がける白峯氏らとのこと。シナリオテキストは、『大悪司』や『ぼくらの放課後戦争!』などを手がけ、オリジナル版『五つの試練』のユーザーシナリオ制作もおこなっていた永元千尋氏が執筆するとのこと。
そして、正式リリースにあわせてシナリオエディタサービスもオープンベータが開始される。同サービスにより、ユーザーはブラウザ上で本作向けのシナリオを制作。そのままシームレスにユーザーシナリオセレクタ向けに公開できるとのこと。こちらも本作の目玉となる機能だ。なお、サービス利用には本作を購入したSteamアカウントと、サービスアカウントの連携が必要になるとのこと。
『Wizardry外伝 五つの試練』は、PC(Steam)向けに現在早期アクセス配信中。10月26日に正式リリース予定だ。なお、本作は正式リリース開始伴い予告どおり価格を改定予定で、現在の価格2980円から3980円に値上げするという。値上げ前に購入しておくのもいいだろう。