『サイバーパンク2077』開発元、無料アプデ2.0は“新セーブで最初からプレイ”をおすすめ。「変更点いっぱいで楽しい」ため
『サイバーパンク2077』の開発元CD PROJEKT RED(以下、CDPR)の公式Xアカウントは9月20日、無料アップデート2.0での遊び方について言及。既存のセーブデータで遊ぶこともできるものの、変更点が多岐にわたるため「新たなセーブデータを作って遊ぶ方がおすすめ」と伝えている。同アップデートは明日9月21日に配信予定。また9月26日には、大型拡張パック「仮初めの自由」が配信される見込みだ。対応プラットフォームはPC/PS5/Xbox Series X|S。
【UPDATE 2023/9/20 17:14】
無料アップデート2.0の配信日についての記載を修正
『サイバーパンク2077』は2020年発売のオープンワールドアクションゲームだ。本作にとって最初で最後の大型拡張パックとなる「仮初めの自由」では、壁で外部と隔絶された危険地帯ドッグタウンが登場。主人公Vに新たな任務が託され、“新合衆国大統領”を救出することになるという。忠誠心と陰謀が絡み合うスパイ・スリラーをテーマにした物語が展開されるそうだ。誰を信用し、誰を味方につけるのか。プレイヤーの選択が物語を左右するのだろう。拡張パック発売に先がけて、無料アップデート2.0も配信予定となっている。
このたびCDPR公式Xアカウントは、無料アップデート2.0配信後の本作の“遊び方”について言及。既存のセーブデータを用いて引き続きプレイできることを明確にしつつ、新たなセーブデータでゲームを始めることをおすすめしている。アップデートでの変更点が多いため、新たに始めることで全体的な体験が向上するという。
本作に向けては、拡張パック「仮初めの自由」だけでなく、無料アップデート2.0においても新要素が用意されることが明かされている。パークとパークツリーの刷新、サイバーウェアのリワークおよび“上限システム”追加、警察システムの刷新、車上戦闘要素など、アップデートだけでも追加項目は多岐にわたる。新たなセーブデータで始めることで、そうした成長要素や新システムを満遍なく体験できるわけだろう。
なおCDPRのジャパン・カントリー・マネージャーを務める本間覚氏は、アップデート2.0にて任意のタイミングでキャラの能力値のリセット/振り直しが一度だけ可能になることを伝えている。アップデート2.0以降に作成した新キャラでも一度限りの振り直しが可能とのことで、旧キャラ・新キャラどちらを使ってもアップデート後の本作を楽しめるシステムとなりそうだ。
なお拡張パック「仮初めの自由」ではさらなる新要素や新たなストーリーのほか、ゲーム本編にも新たなエンディングが導入されるという。CDPRのバイスプレジデント兼本作ゲームディレクターGabe Amatangelo氏が、海外メディアWccftechによるインタビューにて伝えている。また同氏は「仮初めの自由」での物語がアンロックされるのは、本編におけるブードゥー・ボーイズに関するクエストに到達する段階であると明かしている。さらに同氏によれば、新たなセーブデータにて「仮初めの自由」までの要素をスキップしていきなり遊べる機能が用意されるそうだ。
『サイバーパンク2077』はボリューム大きめのオープンワールドゲームということもあり、公式が新しいセーブデータでの遊び直しをおすすめしているのは興味深い。一方で拡張パック「仮初めの自由」では新たなセーブデータで遊びやすいスキップ機能も用意されるようで、新しいVとして新要素を堪能しつつ以前とは別の物語を歩んでみるのも面白いかもしれない。
『サイバーパンク2077』の大型拡張パック「仮初めの自由」はPC/PS5/Xbox Series X|S向けに9月26日発売予定だ。無料アップデート2.0は、明日9月21日に配信される見込み。
【UPDATE 2023/9/20 15:33】
キャラの能力値のリセット/振り直しについて追記