和風サイコロジカルホラー『誘拐事件』発表。不気味な田舎などを舞台に誘拐の恐怖を描く、チラズアート新作
国内のデベロッパーChilla’s Art(チラズアート)は9月9日、『誘拐事件(The Kidnap)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発表にあわせてSteamストアページが公開されている。
『誘拐事件』は、チラズアートの手がけるサイコロジカルホラーゲームである。本作では、誘拐事件をテーマにしたホラー体験が展開されるようだ。ゲームの詳細は不明ながら、Steamのストアページには数枚のスクリーンショットが公開中。画像内には制服を着た生徒たちが教室で机に座っているシーンや、ゴミ袋の目立つ古びた部屋の様子、昼夜の田舎の情景などが確認できる。画像から察するに、日本の田舎で事件が起こるのかもしれない。いずれにせよ、誘拐事件にまつわる恐怖が描かれるのだろう。
Steamのストアページによると、本作のジャンルはサイコロジカルホラーゲームと称されている。要素としては、日本のホラー映画に影響を受けた、雰囲気のあるリアルな環境やアートがホラー体験を彩るという。VHS風のフィルターも用意されており、レトロな表現が没入感を演出。プレイヤーを狂わせるような恐怖体験が待ち受けているようだ。またシステム面では、チャプターごとのオートセーブにも対応している。
本作を手がけているのは、兄弟でゲームを制作しているという国内のデベロッパー・チラズアートだ。過去作としては『閉店事件』や『夜勤事件』、『赤マント』など短編ホラーを中心に多数の作品リリース。ゲーム実況者やVTuberによる生放送/動画なども含めて、注目を集めてきた。
直近の作品としては、2023年8月26日に『パラソーシャル』をリリース。同作のSteamユーザーレビューでは、記事執筆時点で408件中96%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。ユーザーレビューを見る限りでは、ライブ配信者を題材に人の怖さを描いた内容が評価されているようだ。なお6月にリリースされた『夜間警備』のSteamのユーザーレビューでは、記事執筆時点で91%の好評を獲得。直近のチラズアート作品は比較的高評価が続いており、本作『誘拐事件』にも期待したいところだ。
『誘拐事件』は、PC(Steam)向けに開発中だ。