『アーマード・コア6』PC版の必要/推奨動作環境公開。『エルデンリング』より優しめの要求スペックに
フロム・ソフトウェアは8月15日、『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(アーマード・コア6)』のPC(Steam)版の必要/推奨動作環境を公開した。『エルデンリング』と比べて、ほとんどの要件が低めに設定されている。
『アーマード・コア6』は、メカカスタマイズアクションゲーム『アーマード・コア』シリーズの最新作だ。本作の世界では、辺境の開発惑星ルビコンで謎の新物質コーラルが発見。この物質は新たなエネルギー資源として、人類社会に飛躍的な発展をもたらすと期待されていた。しかし、コーラルは周辺星系をも巻き込む大災害「アイビスの火」を引き起こした。
以来その宙域は厳重な監視下におかれ、封鎖惑星となったルビコンでは大災害を生き延びた人々がか細い生を繋いでいた。一方、コーラルの利権を手中にすべく秘密裏に侵略を繰り広げる星外企業と、その強欲に反抗する勢力の思惑が交錯し、両者の争いは本格化の様相を見せ始めていた。プレイヤーはアーマード・コア操作に最適化された強化人間「C4-621」として、戦いに身を投じていくようである(関連記事)。
プレイヤーは本作にてパーツを自由に組み替え(アセンブル)して戦闘メカ「アーマード・コア」を構築。愛機を駆ってミッションをクリアしていくシリーズの楽しみを踏襲している。また、荒涼とした世界観で繰り広げられる物語もファンの注目を集める要素のひとつだ。
このたび本作PC(Steam)版の必要動作環境および推奨動作環境が公式サイトやSteamストアページにて公開された。詳細は以下の画像のとおり。
ちなみに同じくフロム・ソフトウェアが手がける『エルデンリング』の必要動作環境および推奨動作環境は以下の画像のとおり。
両者を比べて注目したいのは必要動作環境および推奨動作環境のほとんどにおいて、『アーマード・コア6』の要件が少し緩和されている点だ。推奨動作環境におけるGPUの一例では、『エルデンリング』はNVIDIA GeForce GTX 1070が推奨されているのに対して、『アーマード・コア6』ではGTX 1060。メモリについても『エルデンリング』では推奨動作環境では16GBであったのに対し、『アーマード・コア6』では必要/推奨動作環境共に12GBとされている。
なお『アーマード・コア6』では「ガレージ」内でのみ適用されるレイトレーシング設定が用意されているという。ガレージ内限定ということもあってか、こちらについても『エルデンリング』のレイトレーシング設定の最小/推奨動作環境よりも低めの要件が設定されている。
『エルデンリング』は、『ダークソウル』シリーズなどフロム・ソフトウェアの過去作のゲームプレイを色濃く継承しつつ、舞台が広大なオープンワールドとなった作品。対して『アーマード・コア6』はミッションをクリアしていく方式のゲームサイクルになると見られる。そのため『アーマード・コア6』は後発作品ながら、オープンワールドゲームである『エルデンリング』よりも動作環境が緩和されるかたちなのだろう。
発売の迫る『アーマード・コア6』。Steam版でプレイ予定の方は自身の環境と今回公開された必要/推奨動作環境を見比べておくといいだろう。
『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON(アーマード・コア6)』は、PC(Steam)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに8月25日発売予定だ。8月20日には大阪府および宮城県で店頭体験会が予定されている。