スライムに解かせるパズルゲーム『As Planned』8月21日発売へ。箱を押すスライムの動きを指示で変える新感覚『倉庫番』

besukohu氏は、『As Planned』を8月21日に発売すると発表した。本作はスライムに指示を与えてパズルを解く、『倉庫番』風のパズルゲームである。

個人開発者のbesukohu氏は、『As Planned』を8月21日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、通常価格は税込550円。リリースからの1週間は、セールにより20%オフの440円で購入できる。Steamのストアページなどが公開されている。


『As Planned』は、一定の動きを繰り返すスライムに指示を与えてパズルを解く、『倉庫番』風のパズルゲームである。本作でプレイヤーは、すべての目印があるマスへ箱を置くことを目指す。広さ10×10マス程度のステージ内には、ステージごとのギミックや箱、印の書かれたマスなどが存在している。メインキャラクターのスライムは、移動によって箱を押せる。すべての目印のあるマス上へ箱を置くと、ステージクリアになるという。基本的なルールとしては、キャラクターを操作して箱を所定の位置へ動かすパズルゲーム『倉庫番』に近い仕組みとなっているのだろう。



ただし本作は『倉庫番』と異なり、プレイヤーは指示によって間接的にパズルを解くようだ。箱を動かせるスライムは、プレイヤーの操作を直接受け付けるのではなく、ステージ内で一定の動きを繰り返す。たとえば動画内では、スライムが前に進む、後ろに戻るといった動作を繰り返す様子が映されている。そのままではステージをクリアできないが、プレイヤーはスライムに指示を与えて、動きを少し変えられる。プレスリリースによると、指示の種類としては1歩動く、向きを変える、一定方向へのスライドなどが存在。プレイヤーは最大で6個の指示をスライムに与えられるという。本作でプレイヤーは、スライムの動作を指示によって少し変えて、倉庫を整理していくのだ。

要素としては、新たなギミックが10ステージごとに登場。落とし穴や動く床、ワープゲート、同じ動きをするドッペルゲンガーなどのギミックが待ち受けているようだ。ステージ数は全部で50個。スクリーンショットを見る限りでは、Undo/Redo機能も用意されている。プレスリリース内では「理詰めとひらめきで解くミニマルな倉庫番風パズルゲーム」とも謳われており、論理的なゲームプレイが待ち受けているという。またステージの広さや出せる指示の数などのミニマルさによって、パズルの解き方がわかったあとの作業感も解消しているとのことだ。

なお本作を手がけているのは、個人開発者のbesukohu氏である。同氏のX(旧Twitter)アカウントによると、同氏はゲーム制作以外に競技プログラミングにも参加しているようだ。


『As Planned』はPC(Steam)向けに、通常価格税込550円で8月21日に配信開始予定。リリースからの1週間はセールが実施予定となっており、20%オフの税込440円で購入できるそうだ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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