ローグライトダンジョン構築ゲーム『東方ダンジョンメーカー』発表。人気ダンジョンビルドゲームをもとにした、東方Projectの公認二次創作作品
アライアンスアーツおよびアンノウンXは8月7日、『東方ダンジョンメーカー The labyrinth of heart』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発表にあわせて、ティザートレイラーやSteamストアページが公開されている。
『東方ダンジョンメーカー The labyrinth of heart』は、ダンジョンを構築して100日間の生存を目指す、ローグライクダンジョンビルドゲームである。韓国GAMECOASTERによる人気ゲーム『ダンジョンメーカー』のシステムなどをベースとした、東方Projectの公認二次創作作品となっている。本作の舞台となる幻想郷では、突如全土に魔宮(ダンジョン)が広がり始めていた。魔宮に足を踏み入れると精神が錯乱し、少女たちの無数の幻影に襲われてしまう。魔宮の広がりにより、幻想郷では人間も妖怪も住処を失うかに思われていた。そんな中、精神の錯乱に抵抗力をもつ少女たちが異変解決に立ち上がる。幻影を従えて襲撃を生き残る、心に影響する能力をもった少女たちの異変解決が描かれる。
古明地さとりや秦こころ、鈴仙・優曇華院・イナバなど、心に関連する能力をもった少女たちは、迷宮内で100日間の生存を目指す。本作では魔宮に足を踏み入れた主人公たちに対して、幻影の少女たちが敵として襲いかかってくる。彼女たちは襲撃を生き残るため、ダンジョンを構築する。幻影の侵入口から自身のいる最奥の部屋までの間に、仲間にした少女たちやトラップなどを設置。襲撃後に手に入る報酬を使ってダンジョンを強化し、無数の幻影を撃退することで、襲撃を100日間生き残るのだ。『ダンジョンメーカー』のシステムをベースにした、ゲームプレイが待ち受けているのだろう。
本作には古明地さとり/秦こころ/鈴仙・優曇華院・イナバを含む6名の少女たちが自機として登場。自機キャラクターにはそれぞれ固有能力が用意されており、ゲームオーバー時に獲得できる経験値によって能力が強化できるという。また迷宮内では、到達した階層に応じて謎の落書き(メメント)が入手可能。メメントを集めていくと、異変の原因が突き止められるそうだ。
本作を手がけているアンノウンXは、同人サークルAQUASTYLE/DeNA/xeenによって結成された集団だ。過去作としては『東方ダンマクカグラ』に携わっていたほか、同作のスタンドアローン版『東方ダンマクカグラ ファンタジア・ロスト』を手がけている。本作は同集団が関わる3作目となるようだ。また本作のベースとなる『ダンジョンメーカー』は、2018年にスマートフォン向けとして配信開始された、前述のデベロッパーGAMECOASTERによる作品だ。本作の開発にあたっては、GAMECOASTER社の正式な許諾を得て制作が進められているそうだ。
『東方ダンジョンメーカー The labyrinth of heart』は、PC(Steam)向けにリリース予定だ。