シビア現場捜査アクション『Grey Lines』発表。CIA・警察・NAVY SEALsに扮し、世界を巻き込む陰謀に立ち向かう

Creative Dn8は7月29日、『Grey Lines』のSteamストアページならびにトレイラーを公開した。『Grey Lines』は、三人称視点のアクションアドベンチャーだ。プレイヤーは事件を捜査し、世界を巻き込む脅威を未然に防がなければならない。

デベロッパーのCreative Dn8は7月29日、『Grey Lines』のSteamストアページならびにトレイラーを公開した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作ではUnreal Engine 5が採用されており、プレイヤーの選択によって物語の流れが大きく変化していく。

『Grey Lines』は、三人称視点のアクションアドベンチャーだ。プレイヤーは事件を捜査し、世界を巻き込む脅威を未然に防がなければならない。本作には三人の主役キャラクターが登場。CIA捜査官のAnna、国際刑事警察機構(インターポール)警察官のJohn、そしてNavy SEALsのVicだ。キャラクターたちは、それぞれ一味変わったゲームプレイを可能としてくれるとのこと。Annaは潜入・変装・諜報活動、Johnは逮捕・尋問・証拠集め、そしてVicは戦闘と戦術により任務を遂行する。本作には複数のミッションが存在し、例えば紛争地帯と化した西アフリカのマリで囚われたエージェントを救出するミッションなども存在するようだ。

本作においてプレイヤーは“Grey Lines(グレーライン)”、つまりは白黒がはっきりしない境界線をいくつも乗り越えていく必要があるとのこと。善悪があやふやな世界で、プレイヤーは何度も厳しい決断を迫られることになるという。公開されたトレイラーのなかには、証拠である「指紋」をテーブルに残したあと「You are framing this person(この人物をでっち上げています)」の文章が写されている。必要とあれば、証拠をでっち上げて特定の人物を追うこともできるようだ。


『Grey Lines』では物語重視のゲームプレイが繰り広げられるとのこと。プレイヤーは前述の“あやふや”なラインを選択するうえで、時に“捜査官として”のルールを破らなければならないことも。誰を信じるか、なにを犠牲にするかも重要になってくるようだ。プレイヤーの決断により、物語の形相が大きく変わる内容となっているとのことだ。隠密行動で敵の裏をかき、時には銃を乱射するような戦闘をおこなうこともあるようだ。

公式ウェブサイトによれば、本作はKickstarterでのクラウドファンディングキャンペーンも予定しているようだ。本稿執筆時点では、まだそれぞれのティアによる報酬などは記載されていないが、Kickstarterの支援者にのみ配られるゲーム内報酬なども期待できそうだ。トレイラーは全体的に洗練されておらず、かなり作り始め感が目立つが、今後の続報に期待しておこう。


『Grey Lines』は、PC(Steam)にて発売予定。続報が気になるひとは、ぜひ本作をウィッシュリストに加えてみてはいかがだろうか。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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