協力プレイ対応ファンタジーアクション『Trine 5: A Clockwork Conspiracy』8月31日発売へ。最大4人で魔法世界で冒険&謎解き、機械仕掛けの軍勢に挑む
パブリッシャーのTHQ Nordicは7月24日、『Trine 5: A Clockwork Conspiracy』(以下、Trine 5)を8月31日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S。Steamストアページによると、日本語表示に対応している。
『Trine 5』は美麗なグラフィックで描かれたファンタジー世界を舞台とする、横スクロールパズルアクションゲーム。フィンランドのインディースタジオFrozenbyteが手がける『Trine』シリーズの最新作だ。主人公はシリーズおなじみの、魔術師アマデウス・盗賊ゾヤ・騎士ポンティアスの3人。本作では3人は、とある王国を乗っ取ろうとする陰謀を防ぐため、機械仕掛けの軍勢と戦うことになる。シリーズ史上最も壮大で、魔法に満ちたストーリーが描かれるという。
本作はソロプレイのほか、最大4人でのローカル・オンライン協力プレイに対応。アマデウスの魔法や、ゾヤの弓矢とロープ、ポンティアスの剣と盾などを組み合わせ、協力して先に進んでいく。スキルの習得システムが存在しており、ゲームの進行にあわせてできることが増えていくようだ。パズルはプレイヤー数に応じて内容が調整されるため、何人でプレイしても新鮮に楽しく遊ぶことができるという。戦闘システムは過去作から一新されており、ボス戦では緊迫した戦いが楽しめるとのこと。また、パズルと戦闘双方に適用される難易度調整システムも用意されており、気軽なプレイから歯ごたえある挑戦まで、いろいろなスタイルで遊ぶことができるようだ。また、コスチュームのカスタマイズ要素も存在しているとのこと。
これまでの『Trine』シリーズのナンバリング1作目のリメイク『Trine Enchanted Edition』、および『Trine 2: Complete Story』はSteamユーザーレビューにて「圧倒的に好評」ステータスを獲得。『Trine 3: The Artifacts of Power』では「賛否両論」ステータスとなったものの、『Trine 4: The Nightmare Prince』は約9000件のユーザーレビューが寄せられうち90%が好評とする「非常に好評」ステータスを得ている。世界観やキャラクター、グラフィックやサウンドなどが評価を受けてきたシリーズだ。
なお海外ゲームメディアVideo Chumsが開発元のKai Tuovinen氏にインタビューをおこなっており、いくつかの情報が明らかにされている。Tuovinen氏によると、本作ではさまざまなロケーションを冒険することになり、飛行船や海底通路、巨大な塔といったステージが同氏のお気に入りとのこと。敵キャラクターにはClockwork KnightsとRat Gangの2勢力が存在。Clockwork Knightsの敵は動きは遅いが力が強く、Rat Gangは素早く動き回るのが特徴だという。パリィやドッジを活用して、敵の攻撃を避けていく必要があるそうだ。特に高難度モードにおいては、3人の主人公をうまく切り替えて相性のいい敵と戦うことが求められるという。ボス戦では、パズルとアクションが混ざった戦闘が繰り広げられるそうだ。ボスには複数の形態が用意されていることもあるため、最初の仕掛けを解いたとしても油断はできないとのことだ。
またTuovinen氏によると、本作のスキルの習得方法は2種類存在。一方はメインストーリーを進行中にスキルクエストを達成することで、先に進むために必須のアクションとして覚えるという。もう一方は、ステージ攻略中に集めた経験値を消費することでスキルを習得する。こちらはアンロックするスキルを選ぶことができ、どちらかというと戦闘に役立つ技を覚えられるという。また、シリーズファンに向けたメッセージとして、初代『Trine』に登場したキャラクター数人がストーリーに出てくるほか、よく探せば過去数作でおなじみのアイテムが見つけられるとのこと。スキルシステムや戦闘システムを一新しシリーズ史上最大のボリュームを誇るという本作には、シリーズファンへのサービスも用意されているようだ。
『Trine 5: A Clockwork Conspiracy』はPC(Steam/Epic Gamesストア/GOG.com)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに8月31日発売予定だ。