タヌキ郵便局員ゲーム『Project Tanuki』発表。京都生まれの、タヌキの夏郵便配達

ゲームスタジオDenkiworksは7月11日、『Project Tanuki』を発表した。同作は、タヌキの郵便局員を主役としたゲームのようだ。

ゲームスタジオDenkiworksは7月11日、『Project Tanuki』を発表した。同作は、タヌキの郵便局員を主役としたゲームのようだ。


『Project Tanuki』のトレイラーでは、のどかな郊外の村を背景に、郵便局員の装いをしたタヌキが微笑む映像が流れている。またNew Blood Interactive のDave Oshry氏は、“京都のバー”で先んじて同作をSteam Deckでプレイしたようで、同プレイのムービーを自身のTwitterアカウントで公開している。

映像内では、三人称視点にて自転車にまたがったタヌキを操作しており、ジャンプ台ではアクロバティックを見せるなどしつつ、道を進んでいる様子が確認できる。TechRadarのインタビューによると、本作は夏を舞台に、タヌキが自転車で住民に荷物を届けるゲームになっているという。

開発を手がけるDenkiworksは、京都を拠点とする新興スタジオだ。Liam Edwards氏、有岡託氏、そしてJan de Graaf氏らによるスタジオだ。3名はかつてQ-Gamesに在籍しており、『PixelJunk Scrappers』などを手がけた。3名が紆余曲折を経て再結集し、新作を開発しているわけだ。『Project Tanuki』は、全員にとってゆかりのある京都へのラブレターにもなっているという。なお、設立経緯などは前述のTechRadarのインタビューにびっしり載っている。


ゲームとしてはまだプロトタイプに近い状態のようだが、パブリッシャーを募るなど製品化にも意欲的。またBitSummit Let’s Go!!にも参加予定なのだとか。興味のある方はひとまずDenkiworksのTwitterアカウントをフォローして、今後経過を見てみるのもいいだろう。

『Project Tanuki』は、現在開発中である。




※ The English version of this article is available here

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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