少女のノートPC徹底調査ゲーム『蒼い夏休み』7月28日リリースへ。パスワードを破り情報をかき集め、失踪少女を探し出す

国内のサークルMax Neet Gamesは7月1日、『蒼い夏休み』のSteamストアページを公開した。7月28日にリリース予定となっている。

国内のサークルMax Neet Gamesは7月1日、『蒼い夏休み』のSteamストアページを公開した。対応プラットフォームはPC。同ストアページによると、7月28日にリリース予定となっている。

『蒼い夏休み』は、ノートPCを調査して女の子の消息を追う、マルチエンディング採用の謎解きアドベンチャーゲームである。本作の舞台は、人口500人にも満たない蜜紅村(みつくむら)。主人公は、海野広樹という少年だ。本作では主人公の前から、星崎蒼という少女が突然姿を消してしまう。主人公は星崎蒼を見つけるため、残されていたノートパソコンを調査。少年と少女の物語が、ノートPC上の情報などによって描かれてるようだ。


主人公の海野広樹は、ノートパソコン内の情報を手がかりに行方不明の少女を探す。動画やスクリーンショット内では、PC内のテキストファイルを開いている様子や、画像を見ているシーンなどが映されている。本作ではPC上を調査し、ファイルの閲覧によって情報を取得していくわけだ。

またノートパソコンには、パスワード付きのZIPファイルなどが存在している。本作で主人公は、PC内の情報や痕跡からパスワードを推測。ロックを突破することで新しいファイルへアクセスする。さらに新しい情報を手に入れると物語が進んでいくという。ヒントや情報を手がかりに謎を解きながら、少女の行方を追いかけるのだろう。要素としては、本作にはマルチエンディングが採用。PC上のでどの情報を手に入れたか、その情報の取り扱いなど、主人公の行動によって展開が変化する。また想定プレイ時間は、45分から90分ほどとされている。


本作を手がけているのは、国内のゲーム作成サークルMax Neet Gamesだ。公式サイトによると、プログラマーのおーくまねこ(大熊猫)氏とその他雑用のひよっこ氏による2人組のチームで、ゆるくゲームを作っているという。過去作としては、迷宮からの脱出を目指す2人プレイ専用ADV『ソウエンノイセキ』や、両親を殺害した少女を実験して真相を突き止める『黒い魔女』など、PC向けに作品をリリースしてきた。

本作においては、イベントでの体験版の頒布などを経て、制作が進められてきた。7月30日に東京・浜松町で開催されるイベント「東京ゲームダンジョン3」に参加予定。会場では、フルボイスの本作の完成版がプレイできるそうだ。

『蒼い夏休み』は、PC向けに発売予定。Steamのストアページでは、7月28日リリース予定とされている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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