「ブレードランナー」の新作ゲーム『BLADE RUNNER 2033: LABYRINTH』発表。レプリカントなき世界、二つの映画を繋ぐ物語

Annapurna Interactiveは6月30日、『BLADE RUNNER 2033: LABYRINTH』を発表した。SF映画「ブレードランナー」シリーズを題材としたゲームだ。

パブリッシャーのAnnapurna Interactiveは6月30日、『BLADE RUNNER 2033: LABYRINTH』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびコンソール。


『BLADE RUNNER 2033: LABYRINTH』はSF映画「ブレードランナー」シリーズを題材としたゲームだ。舞台となるのは2033年で、映画第1作「ブレードランナー」および短編SFアニメ『ブレードランナー ブラックアウト2022』と、第2作「ブレードランナー 2049」の間をつなぐ出来事が描かれるという。

作品世界にはレプリカントと呼ばれる人造人間が存在し、宇宙開拓における奴隷や兵士として扱われていた。レプリカントらは製造から一定の年数を経て感情が芽生えるため、人類に反旗を翻したり、脱走して人間社会に溶け込んだりする事態に発展。脱走したレプリカントを発見して“解任”する職務を、警察の専任捜査官「ブレードランナー」が担っていた。

『BLADE RUNNER 2033: LABYRINTH』では「狩るべきレプリカントがいなくなった世界でブレードランナーが何をなすのか」が描かれるという。また作品世界では2022年に「大停電(the Black Out)」と呼ばれる事件が発生。レプリカントたちが自らの“登録データ”を消し去って人類に潜伏するために引き起こした事件であった。公式説明を見るに、本作にもこの出来事が関わってくるようだ。


トレイラーでは近未来のサイバーパンク世界が3Dグラフィックで描かれている。ゲームのジャンルなど内容は現時点で不明であり、詳細は今後数か月のうちに明らかになるという。「ブレードランナー」を題材にした物語を楽しめそうな新作の続報を楽しみにしておこう。

『BLADE RUNNER 2033: LABYRINTH』はPC/コンソール向けに発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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