基本プレイ無料・万物破壊FPS『THE FINALS』クローズドベータが大盛況。3v3v3の新モード実装でカジュアルにも遊べる
ネクソンは6月14日、『THE FINALS』の第2回クローズドベータテスト(CBT)を開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、実施期間は日本時間6月21日まで。約3か月ぶりのCBTとなる今回は、前回を大きく上回る同時接続プレイヤー数を獲得し、盛況を博している。
『THE FINALS』は基本プレイ無料の対戦FPSゲームだ。バーチャル世界を舞台に、熾烈なチーム戦が展開される。マップとなる現実世界のさまざまなロケーションを模したアリーナにて、あらゆるものを破壊可能な点が本作の持ち味になる。また、銃撃だけでなくさまざまな戦略が存在する点も特徴。刀を手に敵に忍び寄る、爆発物を用いて敵ごと建物を吹き飛ばすといった柔軟な戦い方が可能だ。多彩なスキルや幅広く用意された武器・ガジェットを駆使してチームを勝利に導くのだ。
本作を手がけるのはスウェーデンに拠点を置くEmbark Studios。同スタジオはPatrick Söderlund氏をはじめ、業界のベテランたちが率いている。同氏は『バトルフィールド』の開発元として知られるDICEにてCEOなどを務めたのち、Electronic Artsにてエグゼクティブ・バイス・プレジデントなどを担当した人物だ。
本作に向けては3月に第1回クローズドベータテスト(以下、CBT)が実施。このたび6月14日より第2回CBTが実施されている。期間は日本時間6月21日まで。第2回CBTは第1回を大きく上回るSteam同時接続プレイヤー数を集めている。第1回CBTのピーク時の同時接続プレイヤー数は1万3311人であり、その後は5000人強で推移していた。一方第2回CBTはピーク時には2万1575人を記録。その後も約1万人~1万5000人を集めており、前回よりも盛況を博している(SteamDB)。
第2回CBTでは、第1回CBTにさまざまな変更が加わっている。目玉となるのは新モードの「Quick Cash」だ。3v3v3でおこなわれるカジュアルな対戦モードで、素早いリスポーン時間や比較的長い試合時間などが特徴となる。そのほか新武器が追加されているほか、寄せられたフィードバックをもとに調整も実施。パフォーマンス向上のほか、キャラの動きや銃の操作性などにも調整がほどこされているとのことだ。
第1回CBTでは国内外で生配信・動画投稿がおこなわれ、大きな注目を集めていた。知名度が向上した状態での開催となったことが、第2回CBTの好調の要因かもしれない。また前回よりもブラッシュアップされている点も同時接続プレイヤー数を数多く維持している要因だろう。なお今回のCBTでのみ入手できる装飾アイテムも用意されており、正式リリース時にも引き継ぎ可能だそうだ。気になる人は早めに遊んでおくといいだろう。
『THE FINALS』の第2回クローズドベータテストは、PC(Steam)にて日本時間6月21日まで実施中だ。