Paradox新作戦略ゲーム『Stellaris Nexus』発表。最大6人プレイ対応、約1時間でさくっと遊べる宇宙支配バトル

Paradox Interactive内のレーベルParadox Arcは6月9日、『Stellaris Nexus』を発表した。ターン制4Xストラテジーゲームとして開発中だという。

Paradox Interactive内のレーベルParadox Arcは6月9日、『Stellaris Nexus』を発表した。PC(Steam)向けに、2023年内に早期アクセス配信予定。現地時間6月19日より開催のSteam Nextフェスでは無料デモ版が配信予定となっている。

『Stellaris Nexus』は宇宙を舞台とするターン制ストラテジーゲームだ。いわゆる4Xストラテジーゲームとして開発中だという。同ジャンルは、探索(explore)をしながら拠点を拡張(expand)し、拠点や技術を開発(exploit)。そうして自陣営を強化して、敵のせん滅(exterminate)あるいは外交などで勝利を目指すシステムとなる。本作にも戦闘のほか、外交や貿易、研究や文化的影響力といった要素が存在するそうだ。

4Xストラテジーゲームは、ルールや派閥といった要素を変更しながら、1ゲームごとに繰り返し遊べる点も特徴のひとつ。一方で要素の多さなどによりプレイ時間は長引きがちであり、1ゲームに数十時間かかるゲームも珍しくないだろう。しかし本作では、約1時間で1ゲームを最後までプレイ可能だという。隙間時間に気軽に遊べる点は大きな特徴となりそうだ。また本作は最大6人プレイに対応し、フレンドのほかスキルベースのマッチメイキングで知らないプレイヤーとも遊べるとのこと。ほかのプレイヤーと協力したり、裏切ったりしながら銀河の支配を目指すのだ。


なお本作は『Stellaris』の世界観を元にしているという。同作はParadox Development Studio内のPDS Greenが手がけた人気4Xリアルタイムストラテジーゲーム。同作内に登場した種族が、『Stellaris Nexus』にも派閥として登場するそうだ。本作では派閥のほかリーダーを選択することが可能だそうで、派閥・リーダーごとにさまざまなプレイスタイルで楽しめるという。『Stellaris』の持ち味であったロールプレイに勤しむスタイルも可能とのことだ。なお『Stellaris』はリアルタイムストラテジーゲームであったが、『Stellaris Nexus』はターン制ストラテジーゲームとなる。ひと味違うゲームプレイや戦略性が楽しめるだろう。

本作を手がけるのは英国に拠点を置くWhatboy Games。同スタジオは過去にデッキ構築型ローグライトRPG『Trials of Fire』をリリースしている。同作はSteamユーザーレビュー2633件中87%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。敵との位置関係や攻撃の種類といった要素を考慮しながら戦う戦略性や、隙間時間にさっと遊べるゲームサイクルなどが評価を受けている。同スタジオの得意とする作風が『Stellaris Nexus』にも継承され、開発手腕が活かされるかたちだろう。


『Stellaris Nexus』は、PC(Steam)向けに2023年内に早期アクセス配信予定。現地時間6月19日より開催のSteam Nextフェスでは無料デモ版が配信予定となっている。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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