スタイリッシュ和風獣人アクション『HEART ABYSS』発表。奴隷商人に捕まった獣人となり、暴力をもって自由をめざす

HeroCraft PCは6月8日、『HEART ABYSS』を発表した。本作はピクセルアートで描かれた和風2Dバイオレンスアクションだ。

パブリッシャーのHeroCraft PCは6月8日、『HEART ABYSS』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。発売日は未定。ストアページによると、現時点で日本語表示対応の予定はないようだ。

『HEART ABYSS』はピクセルアートで描かれた和風2Dバイオレンスアクションだ。舞台は封建時代の日本から影響をうけたという、和風ファンタジーの世界。獣人と人間が終わりなき闘争を繰り広げており、殺人や奴隷の売り買いも珍しくないという、すさんだ世界観だ。プレイヤーは奴隷商人に捕まった獣人となり、自由と生き残りをかけて脱獄。血まみれの戦いに身を投じることになる。

本作はテンポが速く激しい戦闘がメイン要素になるようだ。トレイラーでは、キツネ耳の主人公が押し寄せる敵をテンポよく殴り飛ばしていくところが確認できる。ゲームスピードは速めの印象で、ジャンプキックやローリングなどを使って複数の敵を次々になぎ倒している。間接攻撃をはね返しているようなシーンもあり、防御するかはね返すか、とっさの判断で選べるようだ。トレイラーには倒れた敵の頭を踏み潰したり、壁に叩きつけられた敵が血を吹き出したりなど、過激なシーンも多い。ピクセルアートの雰囲気で中和されているが、バイオレンスさがひとつのウリとなっているようだ。目を光らせた主人公が虐殺をおこなっているように見えるシーンなどもあり、ストーリーは重々しいものになりそうだ。



プレイヤーキャラクターはLeonとRayのふたりが存在。それぞれ違ったストーリーや動作などを持つが、どちらでも痛ましく血なまぐさい話が展開されるという。またトレイラーでは終始素手で戦っているが、製品版では使い捨てのものも含め複数の武器が用意されるようだ。いろいろなスタイルで戦闘を楽しめそうである。また若干の探索要素もあるようで、上から行くか下から行くか、迂回するかどうかなどで戦闘の展開を変えることができるようだ。

開発を手がけるDEADMAPは独立系のゲームスタジオ。少人数でのゲーム開発をおこなっており、Steam向けにゲームをリリースするのはこれが初めてだ。DEADMAPが制作する、過激な戦闘と重々しいストーリーに期待したい。

『HEART ABYSS』はPC(Steam)向けにリリース予定。発売日は未定だ。

Akihiro Sakurai
Akihiro Sakurai

気になったゲームは色々遊びますが、放っておくと延々とストラテジーゲームをやっています。でも一番好きなのはテンポの速い3Dアクションです

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