『Fate/Grand Order』アップデートでマスターレベル上限が2年越しに解放。奏章プロローグやクラスコアシステムなども登場
FGO PROJECTは6月7日、『Fate/Grand Order』のアップデートを配信した。6月7日の更新では、奏章プロローグ 「オーディール・コール 0」やクラスコアシステムが新たに登場。クラスコア実装にあわせた大量のミッション追加や、マスターレベル最大170までの解放なども実施されている。
『Fate/Grand Order』は、TYPE-MOONが制作し、企画・開発・運営をラセングルが手がける、スマートフォン向けRPGである。本作の舞台は、2016年を最後に人類は絶滅すると証明された世界だ。プレイヤーは、人理継続保証機関カルデアに所属する人類最後のマスターとなり、人類史に名を残した英霊たちをサーヴァントとして使役。人類の未来を取り戻す壮大な戦いが、繰り広げられている。
今回の更新では、奏章のプロローグ「オーディール・コール 0」が実装された。ストーリーの詳細については省くが、第2部第7章後の時系列の内容が展開されている。またあわせてゲーム内には、新たに「クラスコア」システムが登場している。クラスコアは、新アイテム「星光の砂」やQPおよび素材を使用することで、対象クラスの全サーヴァントを強化できる機能だ。クラスコアでは、記事執筆時点で基本の7クラスを対象とした強化が可能となっている。強化時には、強化対象とするクラスを選択し、ツリー状になった強化項目からいずれかを選択。星光の砂と素材/QPを消費することで、Artsカードのクリティカル威力4%アップや、Bursterカードのクリティカル威力2%アップとたった強化効果が得られる。『Fate/Grand Order』に、クラスを対象とした新たな強化要素が実装されたわけだ。
必要となる星光の砂は、ミッション報酬やストーム・ポッドを消費する白紙化地球上のフリークエストなどによって入手可能。ストーム・ポッドについては、奏章プロローグクリア後に毎日ログインボーナスとして3個獲得できるようになっている。そのほかクラスコアの実装にあわせて、エクストラミッションにクラスコアに関連したミッションが大量に追加されている。ミッションでは、サーヴァントの育成状況などに応じて報酬として星光の砂がもらえるほか、一部クラスコアのルート解放に必要なミッションも存在しているようだ。ミッションとあわせて、クラスの強化を進めていくのだろう。
また今回のアップデートでは、「オーディール・コール」開幕記念キャンペーンとして、マスターレベルの上限が最大170まで引き上げられた。『Fate/Grand Order』では、2020年12月のアップデートによりマスターレベル上限が160まで引き上げられて以来、マスターレベル上限は据え置かれてきた。今回の更新では、約2年6か月ぶりにマスターレベルの上限が解放されたのだ。「オーディール・コール」開幕記念キャンペーンとしては、第2部第7章の特定のメインクエストクリアを条件に、マシュ・キリエライトの宝具強化もおこなわれている。
『Fate/Grand Order』は、iOS/Android向けに基本プレイ無料で配信中。6月中旬には奏章I「虚数羅針内界 ペーパームーン」が開幕予定となっている。