地雷配置ゲーム『Mineplacer』ブラウザ向けに公開され注目集める。『マインスイーパー』とは逆に、地雷を置いてマスを閉じる

reduls氏は6月4日、『Mineplacer』を公開した。PCおよびスマートフォンなどから、無料でプレイ可能となっている。『マインスイーパー(マインスイーパ)』を逆転させたようなゲームである。

国内のプログラマーであるreduls氏は6月4日、『Mineplacer』を公開した。対応プラットフォームはブラウザ。PCおよびスマートフォンなどから、無料でプレイ可能となっている。公開後からさっそく注目を集めているようだ。


『Mineplacer』は地雷を置いてマスを埋めていく、『マインスイーパー(マインスイーパ)』を逆転させたようなゲームである。本作の影響元である『マインスイーパー』は、地雷原で地雷の位置を特定し、生還を目指すゲームだ。『マインスイーパー』では、盤上のマスに多数の地雷が眠っており、地雷のあるマスを開くとゲームオーバーになってしまう。そこで、プレイヤーは地雷のない安全なマスだけを開放。安全なマスに書かれた周囲にある地雷の数を頼りに、地雷の位置を特定して爆発を避けながら、すべての安全なマスを開くことが目的となる。

同作マイクロソフトのOS「Windows」には最近まで標準搭載されていたほか、現在ではGoogleで『マインスイーパー』と検索するとブラウザ上で遊べるなど、多数の提供元からプレイ可能となっている。またシンプルなルールかつ著名なタイトルであるためか、同作のルールを元とした作品も多数登場している。


本作『Mineplacer』は、『マインスイーパー』とは逆に、数字の位置を頼りに地雷を配置し、マスを閉じていく。盤上の開かれたマスには、周囲に設置する地雷の数が書かれている。たとえば1のマスなら周囲に1の地雷、5のマスなら5つの地雷を設置。すべての数字の書かれたマスの周囲に、対応した数の地雷を配置することが目的となる。

ただし本作では、配置できる地雷の数が決まっており、数字に対して周囲の地雷の数が多くてもクリアとはならないようだ。プレイヤーは、盤上のマスの数字にあわせて効率よく地雷を配置。最適な配置で地雷を置くことで、すべてのマスを閉じていくのだ。ゲームモードとしては、マスの大きさの異なる8×15と16×30の2つが用意されている。最初は複雑に感じるものの、慣れてくると気持ちよくマスを閉じられる点も特徴だろう。

なお本作は、個人開発者のreduls氏が開発している。同氏はプログラマーとして活動しており、活動の一環として本作を制作したのだろう。


『Mineplacer』は、ブラウザ向けに公開中だ。




※ The English version of this article is available here

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

Articles: 2513