『スプラトゥーン3』最新アプデで“サーモンランのクセ強系ブキ”軒並み大強化。通常バトルではデコイチラシ/グレートバリア強化でいろいろ調整
任天堂は5月30日、『スプラトゥーン3』更新データVer. 4.0.0の内容を公開し、明日5月31日10時に配信すると発表した。本アップデートでは6月1日に開幕する「2023夏 Sizzle Season」に関するデータが追加。さらにサーモンランのブキ強化など、各種バランス調整も実施される見込み。
まず調整点としてあげられるのは、サーモンランのメインウェポン性能変更だ。シューターやブラスター以外の、やや使い勝手にクセがあるブキが軒並み強化されている。なかでもバイト専用ダイナモローラーはヨコ/タテ振り時および塗りながら進むときのインク消費量がどちらも大きく軽減。振りとして使う場合の取り回しが格段に向上する。
バイト専用キャンピングシェルターは、散弾とカサの双方で与えられるダメージが強化される。また弓系ブキであるトライストリンガーとLACT-450(共にバイト専用)がしっかりめに強化。チャージが浅めの状態での火力が上がっている。いずれのブキも評価が大きく上がっており、特筆すべきものがある。大きな底上げが図られたかたち。詳細は以下のとおり。
メインウェポンについてはジムワイパーが弱体化。ヨコ斬りで飛ばすインクの横幅が約14%狭まり、インク消費量が約30%増加しているという。そのほかシャープマーカーとシャープマーカーネオは着弾点前方への塗りの伸びがこれまでより約10%短くなっているとのこと。一方でカーボンローラーとカーボンローラーデコや、ホクサイ、R-PEN/5Hは強化を受ける。詳細は以下のとおり。
スペシャルウェポンは、グレートバリアやデコイチラシといった発売後に実装されたウェポンが強化を受ける。グレートバリアはバリアの最大半径が拡大するほか、一部スペシャルウェポンから受けるダメージがこれまでの約50%~約75%のダメージになる範囲で軽減されるという。
デコイチラシはデコイが落下したときに地面が塗られる半径が拡大し、デコイの爆発で与える最小ダメージが増加するとのこと。またこれまでより手前の位置を狙えるようになっているそうだ。そのほかエナジースタンドとウルトラハンコも、ギアパワー「スペシャル性能アップ」装着時・非装着時の両方について調整がおこなわれる。ウルトラハンコについてはスペシャル性能アップを装着していない場合の効果時間が約1.5秒短縮されるという。
主に、アップデートにより追加されたスペシャルウェポンの底上げがはかられるかたち。詳細は以下のとおり。
そのほか明日のアップデートでは、各種不具合修正や調整、新シーズンの要素に向けたデータ追加などもおこなわれる。今回はシステムにおける変更も大きいため、くわしくは公式パッチノートを確認されたい。
『スプラトゥーン3』更新データVer. 4.0.0は明日5月31日10時配信予定。新環境では、ブキが軒並み強化を受けたサーモンランの変化も注目されそうだ。