サバイバルホラー『Sons Of The Forest』最新アプデでついに“カスタム人肉像”が作れるように。石建築追加や丸太そりの利便性向上など遊びやすさもアップ
デベロッパーのEndnight Gamesは5月27日、サバイバルホラーゲーム『Sons Of The Forest』に向けて、「Patch 06」を配信した。今回のアップデートでは新たなゲームモードとしてハードモードが追加されたほか、石を使った建造物の建築が可能になった。また、枝と人肉から作ることができるEffigyと呼ばれる人形をカスタマイズして作れるようになった。さらに「丸太そり」が丸太・石・枝・骨など複数の建築素材を同時に運搬できるようにアップグレードされるなど多岐にわたる内容が実装された。
『Sons Of The Forest』は食人族が住まう島で生き残り、そして島の謎を解き明かしていくオープンワールド・サバイバルホラーゲームだ。シングルプレイのほかオンラインでの協力マルチプレイにも対応している。早期アクセス配信中である本作は随時新規コンテンツを追加中。本日5月27日に配信された「Patch 06」の主要な変更点を以下に紹介していこう。
まず、本作のゲームモードに「ハードサバイバルモード」が追加された。通常のサバイバルモードよりも難易度が高いハードサバイバルモードは、食料の確保などが比較的困難になるような調整がなされているようだ。たとえば木箱の中から発見される食料の量が低下したほか、ストレージ内のアイテムのリスポーンが無効化されている。また、魚や動物の出現率も低下している。さらに寒さを感じているとプレイヤーの体力とスタミナの回復速度が減少し、生肉や腐った肉を食したときのデメリットが上昇しているようだ。ハードサバイバルモードは、通常のモードに慣れ親しんだプレイヤーのサバイバル能力を試す内容となっている。
Patch 06においては、大型の石が追加されたほか、石による建造物の建築が可能となっている。新たに追加された大型の石は丸太と同様に、一度に3つまで携帯することができる。プレイヤーは大型の石を好きな場所に置くことで、石による外壁などを建築することが可能となっている。ログハウス以外に、ロックハウスを作ることもできるようになり、建築の自由度が大きく広がった。
さらに既存のクラフトアイテムである「丸太そり」にさらなる機能が追加されている。このたび追加された大型の石を丸太と同様の方法で運搬できるようになったほか、一度に大量の枝や骨を保管できるようになった。プレイヤーの所持上限を大きく上回る数のクラフト素材を運搬できるようになったことで、丸太そりによる素材集めのメリットが大幅に向上したといえる。また、プレイヤーの相棒であるKelvinに対する指示のオプションも増えている。Kelvinに大型の石を収集するように指示できるようになったほか、見つけた素材を丸太そりに積み込むように指示できるようになった。
そしてこのたびのパッチでは「Effigy」が自由度高く構築可能になっている。Effigyは前作『The Forest』においても建設が可能であった、人肉を使ったモニュメントだ。木の枝を地面に突きさして、人肉を自由に取り付けることでカカシのようなモニュメントを作ることが可能となっている。公式パッチノートによると、このEffigyは取り付けられた人肉の数に応じて、食人族たちに恐怖効果を与えるようだ。
また、バランス調整の面においては睡眠による回復内容に変更が加えられている。睡眠には新たに「快適度」なる内部パラメーターが追加されたとのこと。快適度が低いと、睡眠の質が落ち、得られる回復量も減少するようだ。たとえば野外で寝る場合は、屋内で寝たときよりも回復量が低くなってしまう。快適度は前回のPatch 05で追加された鍋によって作ることのできるスープで上昇させることができるほか、特定の衣類を着ることで上昇させることができるようだ。
ほかにも鍋や料理に関する複数のバグが修正され、料理効果によるパラメーター上昇時間が8時間から4時間に短縮されるなど、多数の不具合修正やバランス調整が実施されている。詳細は公式パッチノート(英語)を確認されたい。
『Sons Of The Forest』はPC(Steam)向けに早期アクセスにて配信中。ゲーム内は日本語表示にも対応している。