世知辛いネコ生活ゲーム『Revenant Hill』発表。ネコとなって家賃・生活費を工面し、闇深き街で生き抜く
パブリッシャーのFinjiは5月25日、『Revenant Hill』を発表した。対応プラットフォームはPS5/PS4とPC(Steam)。発売日は未定となっている。
『Revenant Hill』は、1919年の近代を舞台に、猫となって生活をするアドベンチャーゲームだ。主人公は、住んでいた納屋が焼けたことによって家を探す子猫のTwigs。新たな寝床として廃墟と化した墓地の近くの、濡れた丸太に住みつくが、丘に住んでいたフクロウから家賃を請求されてしまう。Twigsは生活費を工面するために、作物を育て、仕事を見つけ、秘密のマーケットで金を稼ぐ。
ほかにも、文章を学んだり、友達と一緒に呪いや魔法を駆使したり、危険なことをして日記に書き留めたりなどの生活が送られるようだ。知らなかった世界を見て回り、そこに住むキャラクターと交流するなど、さまざまな出来事がTwigsに巻き起こる模様(PlayStation.Blog)。また、トレイラーでは、ストライキが起こる工場を背景にTwigsが駆け抜ける姿が描かれるなど、舞台となる町にも暗い側面があるようだ。
本作を手掛けるのは、The Glory Society。2018年にリリースされた『ナイト・イン・ザ・ウッズ』の開発者たちが2019年に立ち上げたスタジオだ。本作は、The Glory Societyでの初作品として開発されてきた。2020年に公式Twitterにて投稿されたティザーイメージ公開以降、ほとんど続報がなかったが、ついに正式発表となった。
独特のアートワークと、猫が主人公だという点は『ナイト・イン・ザ・ウッズ』との類似点だろう。しかし、『ナイト・イン・ザ・ウッズ』には、人間は登場せず、擬人化した動物たちがキャラクターであった。一方本作は、人間たちがいる世界での猫の話となっている様子だ。The Glory Societyの公式Twitterアカウントによれば、今後多くの情報を公開予定とのこと。期待して待ちたい。
『Revenant Hill』は、PS5/PS4とPC(Steam)向けにリリース予定だ。