ホロライブの二次創作格闘ゲーム『Idol Showdown』Steamにて無料配信開始、同時接続プレイヤー数好調。しっかり遊べる格ゲー部分が高評価

Besto Game Teamは5月6日、『Idol Showdown』を配信開始した。SteamDBのデータによると、本作はさっそく9000人近い同時接続プレイヤー数を記録しているようだ。

Besto Game Teamは5月6日、『Idol Showdown』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は無料。SteamDBのデータによると、本作はさっそく9000人近い同時接続プレイヤー数を記録しているようだ。

『Idol Showdown』は、カバーの運営する女性VTuberグループ「ホロライブ」の所属アイドルたちがキャラクターとして登場する、ホロライブの二次創作2D対戦格闘ゲームだ。プレイアブルキャラクターとしてはときのそらさん、アキ・ローゼンタールさん、白上フブキさん、百鬼あやめさん、戌神ころねさん、星街すいせいさん、桐生ココさん(卒業生)、獅白ぼたんさんの8名が登場。彼女たちにはそれぞれ固有の通常技や必殺技などが用意されており、対戦相手との戦いが繰り広げられている。

本作にはいわゆるアシストに相当する「コラボ相手」が存在している。コラボ相手としてはロボ子さん、大神ミオさん、さくらみこさん、宝鐘マリンさん、天音かなたさん、風真いろはさん、アユンダ・リスさん、小鳥遊キアラさん、ワトソン・アメリアさんの9名が登場。コラボ相手たちは専用のゲージを支払うと「スーパーチャットゲージ」などを支払うと、それぞれ固有の技を展開してくれる。プレイヤーは操作キャラクター以外に、コラボ相手も選択して戦いを演じるのだ。

【UPDATE 2022/5/6 23:05】
スーパーチャットゲージについての記述を修正

またシステム面では、被弾中に使える「バースト」、タイミングよくガードすると発生する「直前ガード」、スーパーチャットゲージを消費して必殺技から必殺技へ攻撃を繋げる「スーパーチャットキャンセル」といった要素も用意されている。ゲームモードとして対戦以外に、アイテムを集めながらYAGOO氏を助けに行くバーチャルフロンティアのほかアーケードモードも搭載。オンライン対戦には、離れた相手とも安定して遊べるロールバックネットコードが採用されている。各キャラクターの技やドット絵の背景、BGMなども含めて細かなネタが多数演出に盛り込まれている点も特徴だろう。なお本作は、ホロライブのファンたちによるBesto Game Teamが制作。ホロライブプロダクションの二次創作ガイドラインに従い、非公式のファンメイドプロジェクトとして開発されている。



そんな本作には、さっそく多数のプレイヤーが集まっているようだ。SteamDBのデータによると、記事執筆時点では8100人以上がプレイ。最大では同時接続者数9330人を記録しており、ホロライブの人気具合がうかがえる。

ただし、本作はホロライブファンにプレイされているだけではないようだ。SteamのユーザーレビューやTwitterを見る限りでは、本作をホロライブに詳しくない格闘ゲーマーも多数プレイ。そうした中には、格闘ゲームとしてしっかり遊べる、クオリティが高いといった声も挙がっている。ホロライブの二次創作作品として、ファン向けの小ネタや愛が込められているだけでなく、格闘ゲームとしての遊びがいもプレイヤー数に繋がっているのだろう。なお記事執筆時点で、Steamのユーザーレビューでは414件中96%の好評を得てステータス「非常に好評」を獲得している。

『Idol Showdown』は、PC(Steam)向けに無料配信中だ。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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