パネル掘削ローグライト+TD『ユメノメイキュウ』2023年配信へ。ステージを掘って地形を作り、パネルの効果で味方を強化

GGGは4月28日、『ユメノメイキュウ』のSteamストアページを公開した。『ユメノメイキュウ』は、パネルを掘り進めて味方を強化し夢の最奥を目指す、ローグライク要素のあるタワーディフェンス。

GGGは4月28日、『ユメノメイキュウ』のSteamストアページを公開した。同ストアページによると、本作は2023第2四半期に早期アクセス配信が開始予定であるそうだ。

※ 2月に公開されたPV

『ユメノメイキュウ』は、パネルを掘り進めて味方を強化し夢の最奥を目指す、ローグライク要素のあるタワーディフェンス作品である。本作の舞台は、神との契約により死を失った少女の夢の世界。主人公のアステリアは、夢の世界に迷い込んでしまった少女だ。本作でアステリアは、出現する敵を相手に、夢の世界で戦闘。仲間たちの魂を集め、異物や施設を駆使して、契約の楔のある夢の最奥を目指していく。


夢の世界では、侵食されたマスから敵が出現する。主人公のアステリアは、剣士/弓兵/魔術師/治癒術師の4クラスの仲間の魂をマスに設置。クラスごとに異なるユニットの能力やスキルによって、敵と戦いを繰り広げていくようだ。ユニットを配置して戦う、タワーディフェンス風のバトルが待ち受けているのだろう。

また本作のステージ内には、掘り進められるパネルが用意されている。パネル掘った後のマスには、ユニットや施設が設置可能。パネル自体に仲間の増加や武器の強化、回復といった効果が存在しており、強化効果によって自陣を強化できる。一方戦闘終了後には、敵はパネルを掘ったあとのマスを侵食。敵に囲まれると不利になってしまうという。本作では、そうした地形や配置も考慮してパネルを掘削。いつどのようにパネルを掘るか、どうやって自陣を強化していくか、判断を重ねていくようだ。

そのほか本作では、ステージは入る度に構造が変化。ゲーム全体に効果を及ぼす遺物や、ユニットの上級クラスへの転職といったシステムも用意されている。タワーディフェンス風のシステムとランダム要素のあるステージを、強化や地形を使って攻略するのだろう。


本作を手がけているGGGは、プログラマーとデザイナーの2人組でゲームを開発しているという。公式Twitterアカウントでは、2022年8月から本作の開発状況が報告されている。ゲーム会社への所属経験のある2人により、制作が進められているようだ。

またSteamのストアページによると、本作は早期アクセスでの配信が予定されている。早期アクセス配信開始時点では、1つのステージと任意設定可能な高難易度モードが存在。15種類以上のクラスや150種類以上のユニットスキル、80種類以上の武器を含むビルド/強化要素が用意されているという。また早期アクセス配信は、バランス調整や追加ステージのギミックなど、プレイヤーのフィードバックを取り入れて、完成度を高めるために実施。フルバージョンでは、最低4つのステージが搭載予定であるそうだ。

『ユメノメイキュウ』は、PC(Steam)向けに、2023第2四半期に早期アクセス配信が開始予定。本作は、2023年4月30日に東京都中央区「コナミクリエイティブセンター銀座 2階」で開催されるインディーゲーム展示会「Indie Games Connect 2023」にも出展予定となっている。

Keiichi Yokoyama
Keiichi Yokoyama

なんでもやる雑食ゲーマー。作家性のある作品が好き。AUTOMATONでは国内インディーなどを担当します。

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