北欧神話サバイバル『Valheim』に実装予定の新難易度カスタム機能詳細がお披露目。極悪難易度からのんびり建築モードまで自由自在
Iron Gate Studioの開発者は4月17日、『Valheim』に向けて実装予定の難易度カスタマイズについてお披露目した。難易度を項目ごとに調整し、多様なゲームモードを実現できる仕組みとなっている。
『Valheim』はPC/Xbox向けに早期アクセス配信中の、北欧神話やバイキングをテーマにしたサバイバルゲームだ。主神オーディンのため宿敵を倒しつつ、混沌とした世界に秩序をもたらすことが目的である。自動生成される広大な世界で、狩りによる食料の確保や建築を通じて生活基盤を確立。伝説の生き物と戦ったりしつつ、世界の探索を進めていく。
本作に向けては、現在新大型アップデートが開発中。火山活動が活発な死の大地「Ashlands」が新たなバイオームとして実装される予定となっている。また、同バイオーム実装までの間にもさまざまなアップデートが配信予定。そのひとつとして、新たな難易度設定システムの実装検討が伝えられていた(関連記事)。今回、本作開発主要スタッフであるJonathan Smårs氏が、新たな難易度設定システムの詳細について自身のTwitterアカウント上で動画としてお披露目している。
公開された動画によれば、新たな難易度設定はWorld Modifiersと呼ばれる。難易度に関わる要素がスライダーとして表示されており、Combat(戦闘難易度)Death Penalty(死亡ペナルティ)Resource Rate(リソースの獲得しやすさ)Raid Rate(襲撃イベントの発生しやすさ)といった項目が用意されている。ほかにも、ポータルの有無や地図の有無なども切り替え可能となっているようだ。
同システムには、こうした設定をあらかじめ調整したプリセットも用意されている。Easy/Hardのほか、デスペナルティが苛烈なHardcoreモードといった難易度が用意。一方で「Passive enemies(受動的な敵)」要素をONにすることで、こちらから仕掛けない限り敵と戦わなくて済むカジュアルモードや、コストなしで建築に集中できるクリエイティブモード相当の設定も可能のようだ。ただしSmårs氏はこういった設定要素について「最終版ではない」と強調しているため、実装時には違うかたちになるかもしれない。
『Valheim』はPC(Steam/Microsoft Store)およびXbox One/Xbox Series X|S向けに早期アクセス配信中。PC/Xbox Games Passにも対応している。