豪快ゴア“ガンフー”FPS『Trepang2』6月22日に配信開始へ。一部コミュニティで猛烈に支持された期待作

Team17は4月6日、ガンフーアクションFPS『Trepang2』の最新トレイラーを公開。同作品のリリース予定日が6月22日であると発表した。『Trepang2』は血なまぐさいガンフーアクションを取り入れたFPSゲームだ。

インディーゲームスタジオのTrepang StudiosとパブリッシャーのTeam17は4月6日、ガンフーアクションFPS『Trepang2』の最新トレイラーを公開。同作品のリリース予定日が6月22日であると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。Steamストアページによると日本語表示にも対応予定だ。

『Trepang2』は血なまぐさいガンフーアクションを取り入れたFPSゲームだ。プレイヤーは過去の記憶を失い、超人的な力を会得してしまった脱走兵を操作。周囲の時間の流れを遅くさせ銃撃戦の弾を避けたり、透明化によって敵の背後に忍び寄ったり。プレイヤーは主人公の超人的な力を駆使して敵の特殊部隊との戦闘を有利に進めていく。

このたび公開されたトレイラーでは主人公の能力をもちいた、ハードコアなゲームプレイがお披露目されている。銃撃戦においては銃火器での戦闘のみならず、プレイヤーの超人的な力により敵の頭部を腕力でへし折ったり、飛び膝蹴りで粉砕したりするなど。ハードコアなゲームプレイが特徴的となっている。また敵を拘束して投げ飛ばし、空中で爆散させる豪快なアクションシーンもお披露目されている。


また『Trepang2』にはCampaign modeとHorde modeの二つのモードが存在するとのこと。Steamストアページによると主人公は「復讐に燃えている」とのことだが、Campaign modeなどで主人公が記憶喪失に至った背景などが描かれていくのかもしれない。公開されたトレイラーの後半では、肉片のような人型の化物の存在も確認できる。プレイヤー以上に恐ろしい脅威と立ちはだかることになるのだろう。

Trepang Studios はカナダのバンクーバーを拠点とするゲームスタジオだ。2016年9月1日に創設された同スタジオは、2017年に『Trepang2』の開発初期デモ版をIndieDBにてリリース。開発初期のプロトタイプでありながらも、同年のIndieDBのベストゲームトップ100に選出された。その後開発がすすめられた同作品は2018年およびに2019年と続いてIndieDBのベストゲームトップ100に選出されている。期待値が高まるハードコアFPSゲームのリリース日がこのたび発表されたかたちだ。なお、『Trepang2』はUnreal Engine 4を使って開発されているようだ。


『Trepang2』はPC(Steam)にて6月22日にリリース予定。ハードコア・ガンフーアクションFPSを体験してみたいひとは、ぜひ本作をウィッシュリストに加えてみてはどうだろうか。なおSteamではデモ版も配信されている。

Mayo Kawano
Mayo Kawano

豪州在住の薬剤師およびにゲーム翻訳者。サバイバルクラフトゲームを主食として、ステルスゲームはデザートとする。

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