『VALORANT』開発者のアプデ紹介画像に「ヴァイパーのウルトポイント増加変更」が映り込みコミュニティから賛否両論。10になったらどうしよう
Riot Games は3月31日、『VALORANT』にて次Actが開始されるパッチ6.08から、しばらくマッププールから除外していた「バインド」をコンペティティブモードのマッププールに再び戻すことを発表した。さらに、テレポーターの位置変更やオブジェクトの追加など、マップにはいくつかの調整(リワーク)を施した上での復帰のようだ。そんな中、開発者が同アップデートについて説明したツイートが、コミュニティに大きな波紋を呼んでいる。
『VALORANT』レベルデザイナーの Joey Simas 氏は、マップ「バインド」のAサイトに追加された樽のオブジェクトと、そのオブジェクトの上からAサイト内の箱(レディアナイトクレート)越しにAショートを覗いた様子のスクリーンショットをツイート。リワークで生まれ変わったバインドの姿を一足お先にお披露目した。当該ツイートはすでに削除されているが、以下のように同じスクリーンショットがSNS上にて再投稿されている。
しかし、このツイートに対して、投稿者の思わぬところでコミュニティから大きな反応が来たのだ。このスクリーンショットをよく見ると、ヴァイパーのアルティメットポイントが現在の8ポイントから10ポイントへと大幅に増えているのである。リワークされたバインドの様子を見せようとしたところ、公表する予定のなかった情報が含まれる開発中の画面をうっかり公開してしまったのだろう。なお、次Actが開始されるパッチ6.08について、公式からはそのような内容の調整がなされることは現在のところ予告されていない。
このスクリーンショットはすぐさま海外掲示板Reddit にも投稿された。もしヴァイパーのアルティメットポイントが10に増えた場合どうなるのか、同スレッドにはユーザーから賛否両論の声が寄せられている。投稿主は「すべてのエージェントのアルティメットポイントが8-10の範囲に増えるのであれば、自分は気にしないかな」と自身の意見を述べている。
一方で、「(アルティメットポイントの増加は)やりすぎるとゲームの魅力を失う」という否定的な意見を述べるユーザーもいる。同ユーザーによると「サポート役のプレイヤーがアルティメットを溜めるのが難しくなる」というのがその理由のようだ。ヴァイパーなどのコントローラーはゲーム内でサポート役に回ることが多く、デュエリストなどと比較するとあまり積極的にキルを取ろうとする動きはしない傾向がある。それゆえ、サポート役はアルティメットポイントが貯まりにくいというゲームの性質を踏まえた上での、否定的な意見だと思われる。この意見に対して賛同者が多かったのか、現在までに約180の Upvoteと比較的多くのユーザー評価を集めている。また、eスポーツリポーターの BoDork 氏は「インフレが激しいですね」と一歩引いたところで多くを語らずコメントしている。
なお、次回のアップデート予定であるパッチ6.07のパブリックベータは日本時間4月8日午前8時に開かれ、同時にパッチノートも公開されると予告されている。その後には次Actが開始されるパッチ6.08が控えている。今回の一連の騒動のようにヴァイパーのアルティメットポイントに変更が加わるのか否か、今後のアップデートが明らかにすることだろう。
『VALORANT』は、Riot GamesからPC向けに基本プレイ無料にて配信中。