『ソニック』のADV『ソニック・ザ・ヘッジホッグ殺人事件』いきなりSteam無料配信開始。ソニックを手にかけた犯人を追え
セガは4月1日、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ殺人事件』を配信開始した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は無料。
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ殺人事件』は、『ソニック』シリーズのキャラクターたちが繰り広げる、ミステリーアドベンチャーゲームだ。エミー・ローズは自身の誕生日に、ミラージュエクスプレスで殺人ミステリー風パーティーゲームを開催。ソニックが犠牲者役となる。しかし、ミステリーごっこのはずが何かがおかしい。プレイヤーは新しいキャラクターとなり、テイルスやエミーといったお馴染みのキャラたちと真相を究明することになる。
本作ではいわゆるポイント&クリック型アドベンチャーゲームとして、ミラージュエクスプレスの中を捜査。キャラクターたちと交流したり問い詰めたりしながら進行していく。また、捜査中にはミニゲームが発生することも。ミニゲームの難易度にまつわるオプションも用意されている。ちなみに英語版『ソニック』公式Twitterアカウントは昨日、「新機軸の『ソニック』がまもなく登場」と予告しており、まさに新たなジャンルのシリーズ新作が登場することになった。
なお、本作はかなりの作り込みながら、エイプリルフール企画による作品となっている。本作Steamストアページでは「Canon or Headcanon?(公式?非公式?)」としてシリーズ内での作品の立ち位置について言及。ソニックチームが開発した作品ではないものの、「二次創作設定の力を強く信じている」として熱量高く語っている。“公式二次創作”といった立ち位置の作品なのだろう。なお、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ殺人事件』は本稿執筆現在で英語にのみ対応している。
なお、国内『ソニック』公式Twitterアカウントもエイプリルフールに伴い、架空の週刊誌「週刊針鼠」の中吊り広告風画像を公開。報道内容としては、Dr.エッグマンによる仮想通貨詐欺などが伝えられている。また、『龍が如く』シリーズに登場する神室町において、伝説の極道とビッグ・ザ・キャットが戦ったとの話が掲載されているようだ。中吊り広告のテイストをよく再現した、やけにリアルなデザインとなっている。なお、念のためもう一度申し伝えると、週刊誌は実際には発売されていない。
『ソニック・ザ・ヘッジホッグ殺人事件』はPC(Steam)向けに配信中で、価格は無料。