『ウィザードリィ外伝 五つの試練』新DLC「戦闘の監獄」3月30日発売へ。新要素を盛り込み遊びやすくDLC化
株式会社イード/Game*Spark Publishingは3月23日、『ウィザードリィ外伝 五つの試練』向けの新DLC「戦闘の監獄」を3月30日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、価格は税込2480円となる予定。
『ウィザードリィ・外伝 ~五つの試練~ Five Ordeals』は、RPG『ウィザードリィ』シリーズの外伝作品として2006年に発売された3DダンジョンRPG(以下、2006年版『五つの試練』)。このパワーアップ版が、PC(Steam)向けに2021年12月より早期アクセス配信開始された(以下、Steam版『五つの試練』)。ワイドスクリーン/高解像度に対応して新UIが用意されたほか、モンスターの解像度や迷宮の3Dグラフィックが向上。また本体組み込み型の新シナリオセレクタも用意されている。
今回Steam版『五つの試練』に向けて発売されるDLC「戦闘の監獄」は、2005年発売の『ウィザードリィ外伝 戦闘の監獄』がもとになっている。同作は、2006年版『五つの試練』の前身となった単体のゲームだ。「戦闘の監獄」は、これをSteam版『五つの試練』上にリメイクしたDLCとなる。
「戦闘の監獄」では、複数のダンジョンを舞台にした大ボリュームの冒険が展開。冒険者たちが手に入れるアイテムにはランダムな魔法効果が付与されているという。また、迷宮内には階層ごとにミニマップを常時表示する仕組みも用意。十分な探索をおこなった後はマッピング呪文の利用は最小限ですむように設定されているとのこと。
また今回DLCとしてリメイクされるにあたって、既存の機能の改修だけでなく、さらなるコンテンツや追加機能が用意されているそうだ。迷宮内容の一部変更や新規モンスターの追加などが予定されているとのこと(一部は発売後のアップデートとなる可能性あり)。
なお本編となるSteam版『五つの試練』は、2023年6月の正式リリースが予定されているそうだ。正式リリース時には価格が1000円値上げとなり、2980円から3980円になる見込み。正式リリースまでには、並行して開発やテストが進められるWebシナリオエディタサービスとの連携機能が実装予定。さらに、主に以下の機能の追加が予定されているとのこと:
新デフォルトシナリオの実装
各種コンフィグ系の追加機能の実装及び、その前提となるオプション画面の全面刷新
ゲーム内ガイドやそれに類する機能の実装
なおWebシナリオエディタサービスについては、近日にクローズドアルファテストを開始できるように開発が進められているとのこと。一般開放となるオープンベータテストも予定されているそうだ。
『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam版向けDLC「戦闘の監獄」は、3月30日に発売予定。ローンチ割引セールが実施される見込みで、DLC単品購入のほか、本体とDLCの同時購入がお安くなるバンドルも用意される予定だ。