Steam国境警備ゲーム『Contraband Police』好調スタート。書類チェックから麻薬取締、銃撃戦まで、国家の敵を炙りだす

PlayWayは3月8日、Crazy Rocksが手がける『Contraband Police』を発売した。架空の共産主義国家を舞台とする、一人称視点の国境警備ゲームだ。

PlayWayは3月8日、Crazy Rocksが手がける『Contraband Police』を発売した。対応プラットフォームはPC(Steam)。本作は日本語表示に対応している。

『Contraband Police』は一人称視点の国境警備ゲームだ。舞台は1981年の架空の共産主義国家アカーリスト人民共和国(Acarist People’s Republic/アカルイスタンとも)。プレイヤーは訓練課程の将校として国境地帯であるカリカツ(Karikatka/カリカトカとも)に赴き、国境警備の職務に就くことになる。

国境では入国者たちの書類を預かり、不備がないかを確認。さらに祖国の情報部からは密輸業者の情報も提供される。怪しい入国者に対しては、車両の各所を特殊なライトで照らして密輸品がないか検査をおこなうのだ。座席やトランクの中、ボンネットの中に至るまで、くまなく捜索しよう。時には密入国者との銃撃戦やカーチェイスが展開されることもある。国境検問所はアップグレードも可能なため、不測の事態に備えておこう。

捕縛した犯罪者や摘発した密輸品は、マップ内の各施設に受け渡す必要がある。輸送車両を運転し、犯罪者は労働キャンプに、密輸品は警察基地に運んでいくのだ。そうした広大なマップが構築されている点も本作の特徴となる。マップ内には銃器などを扱う店舗もあり。職務を通じてお金を稼ぎ、装備をアップグレードするのもいいだろう。ちなみに密入国者や密輸業者は賄賂による懐柔を持ちかけてくることもある。毅然とした対応で拒否するか、誘惑に負けて受け取るかはプレイヤー次第だ。



本作は3月8日に発売され、最大同時接続プレイヤー数は6498人を記録。直近でも約2000人のプレイヤー数を維持しており、好調なスタートを切っている(SteamDB)。Steamユーザーレビューには本稿執筆時点で363件が寄せられ、うち95%が好評とする「非常に好評」ステータスを獲得。ユーザーからの評価も上々だ。

Steamユーザーレビューでは、本作を『Papers, Please』になぞらえる声が多く見られる。書類をチェックして入国審査をおこなうシステムはたしかに同作と似ている部分だろう。そのほか『Contraband Police』には先述のとおり、入国者の車両点検などの多彩な要素が存在。また国境検問所での職務が、一人称視点の3Dグラフィックで描かれている点も特徴だろう。多彩な国境検問所での業務が臨場感あふれるグラフィックで楽しめる点が、『Contraband Police』の持ち味として評価を受けているようだ。


なお本作に向けては、今後もさらなる要素の追加が予定されているとのこと。国境検問所のみを舞台にする日数無制限のInspectorモードのほか、マップ内の各エリアでのサイドミッションの追加も計画されているそうだ。今後もユーザーからのフィードバックを募りつつ、開発を続けていくとのことである。

『Contraband Police』はPC(Steam)向けに発売中。リリース記念セールとして、2300円の12%オフとなる2024円で販売されている。またデモ版も配信されているため、気になる人はまず遊んでみるといいだろう。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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