おんぼろ農場運営ゲーム『Farm Simulator』発表。危ない頑固爺の住まうボロボロ農場で田舎スローライフ(?)

DRAGO entertainmentは3月8日、『Farm Simulator』を発表した。なぜか前の持ち主が住まう、ボロボロの農場を運営するシミュレーションゲームだ。

DRAGO entertainmentは3月8日、『Farm Simulator』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。

『Farm Simulator』は農場運営シミュレーションゲームだ。舞台となるのはテネシー州の農場。主人公は夢に見た田舎での生活を実現すべく、この農場を購入する。そして建物も設備もボロボロで畑も荒れ放題なこの場所を、リノベーションしながら拡張していくことになる。なお、なぜか元の持ち主であるBill爺さんが農場にある小屋にまだ居座っているという。引っ越す気はさらさらないそうだ。

農場のリノベーションから始まる本作。古い板やタイルの撤去、厩舎の掃除、ネズミの駆除。さらに長期間休耕地となっていた畑についても、木々を伐採して雑草を取り除く必要がある。何から手を付けるかはプレイヤーの自由。おんぼろ農場を刷新するのだ。



農場では既存の建物を拡張可能なほか、新しい建物を建てることもできる。また内装や部屋のレイアウトを変えることもできるといい、建築要素も本作の特徴となりそうだ。馬小屋や納屋を改築すれば馬や羊、ウサギやミツバチなど、さまざまな生物を飼育可能。そのほか畑でも多彩な作物を生育できるそうだ。なおキツネやクマなどの野生動物が農場に襲来することもあるそうで、トラップを設置して農場を守らねばならない。

農場の規模が拡大すれば、人手も足りなくなる。本作では従業員を雇い入れてアクションを割り当てることも可能だそうだ。そのほか、農場に居座るBill爺さんとの交流要素もあり。当初彼は主人公のことをこころよく思っていないそうだが、仲良くなれば彼から何らかの恩恵を得られるという。また農場近隣では売却可能なお宝を発見可能とのこと。時にはのんびり散歩をしてみるのもよさそうだ。


本作を手がけるのはポーランドに拠点を置くCodebusters Studio。本作は同スタジオにとって初の作品となるようだ。本作の開発はまだ始まったばかりとのことで、今回のトレイラーは本作のコンセプトやゲームプレイのイメージを確認できる内容となっている。今後の続報を楽しみにしておこう。

『Farm Simulator』はPC(Steam)向けに発売予定。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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