浮遊島自由探索メトロイドヴァニア『Vernal Edge』3月15日発売へ。復讐を誓う少女と記憶を無くした戦闘ロボの大空冒険譚

PID Gamesは2月28日、『Vernal Edge』を3月15日に発売すると発表した。不思議な浮島で構成された王国を舞台とする、2Dアクションゲームだ。

PID Gamesは2月28日、『Vernal Edge』を現地時間3月14日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch。各ストアページ表記によると本作は日本語表示に対応予定で、日本時間3月15日に発売予定となっている。

『Vernal Edge』は2Dアクションゲーム。公式は本作ジャンルをメトロイドヴァニアとしている。舞台となるのは、謎に満ちたいくつもの浮島で形成されたハリコット王国。この地はアロエ聖公会なる勢力に支配されているという。本作の主人公となるのは父親を探し求める女性ヴァーナル。彼女は復讐、そして真実を追い求めてこの地を訪れ、異常な戦闘能力を有する記憶喪失のロボット・シャーヴィルと出会う。ヴァーナルは、シャーヴィルの能力を活用しながらこの地を突き進むことになるそうだ。

本作の敵は種類によって、体力ゲージとは別にPoiseと呼ばれる青いゲージを有しているという。プレイヤーはPoiseを破壊するまで敵を倒すことができない。一方で破壊後に敵はスタン状態となり、コンボを自由にたたきこめるそうだ。Poiseの破壊にはCharged Attackが有効とのこと。そのほかプレイヤーはPulse Attackを用いることで、特定の敵をロックオンするようなかたちで集中攻撃可能。使用にはPulse Pointを消費し、Pulse Pointは敵への攻撃で獲得できるという。複数の攻撃手段を使い分けてコンボを叩きこむ戦闘システムは本作の持ち味となりそうだ。

ハリコットの島々にはダンジョンや町が存在。ジャンプやダッシュ、スライドを駆使してそれらを探索していくのだ。また本作には飛行船が存在し、浮島を好きな順番で探索できるという。探索の中では新たな呪文(Spell)やアビリティ(Memory)を獲得可能。戦闘能力だけでなく、新たなエリアに移動するための能力も発見できるという。



本作を手がけるのはHello Penguin Team。Matthew Martinez氏とAlex McCaskey氏の2人を中心とする小規模スタジオだ。当初は趣味であったというゲーム作りの規模が徐々に拡大。スタジオにとってもっとも野心的なプロジェクトとして本作が開発されてきたという。

本作に向けては2020年5月から約1か月間Kickstarterでのクラウドファンディングキャンペーンが実施。1602人から資金が寄せられ、目標額である5万ドルを大きく超える6万4899ドル(現在のレートで約884万円)を獲得。このたび、ユーザーたちから大きな期待をかけられ開発が続いてきた本作の発売日が決定したかたちだ。Steamストアページではデモ版も配信されているので、興味のある人はまずデモ版を遊んでみるのもいいだろう。

『Vernal Edge』はPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S/Nintendo Switch向けに発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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