中世鍛冶屋経営シム『Blacksmith Master』発表。採掘・製造から販売までまるっとお仕事、高評価宿屋シム開発元が手がける
Hooded Horseは3月2日、『Blacksmith Master』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)で、2023年後半に早期アクセス配信予定。日本語表示にも対応予定とのこと。
『Blacksmith Master』は鍛冶屋経営シミュレーションゲーム。舞台は中世の小さな町だ。プレイヤーはこの街で鍛冶屋として、小さな工房を経営していくことになる。材料調達から販売にいたるまで、さまざまな側面から鍛冶屋を運営するのだ。
鍛冶屋の仕事は鉄を打つだけではない。鉱石採掘およびインゴットへの精錬からはじまり、武器や防具、道具や宝石の製造。さらには商品の陳列から接客・販売まで。店のデザインにおいては、製造と販売に必要なスペースを確保しつつ飾り付けも重要となるだろう。店の評判をあげて経営を軌道に乗せよう。また本作では鉱夫や職人を雇い、仕事を任せることもできるという。その際には休憩所を作ったり、増員したりといった労働環境や人材の管理も必要。雇った鍛冶職人には育成要素もあるという。
鍛冶屋で作れるものとしては、剣や斧、ハンマーといった武器や道具。スプーンやフォーク、フライパンなどの台所用品。ネックレス、王冠などの装飾品など多彩に存在。手間のかかる製品は、インゴットを熱して金床で打ち、焼き戻して、部品を組み立て、研削盤で研ぐなど長い製造工程を要する。しかし、手間をかけたぶん利益率も高くなるだろう。さまざまなものを作って売りながら、中世一の鍛冶屋を目指すのだ。
本作を手がけるのはUntitled Studio。同スタジオは過去に中世酒場経営シム『Tavern Master』をリリースした実績をもつ。同作はSteamユーザーレビューにて現時点で約4680件中92%が好評の「非常に好評」ステータスを獲得している。さまざまな要素を備えつつカジュアルに楽しめる点などが評価されている。本作『Blacksmith Master』は同じく中世を舞台に、酒場から鍛冶屋に舞台を移した経営シムとなる。好評を受けたスタジオ前作の持ち味を受け継ぎつつ、ものづくりに焦点を置いたひと味違う経営要素が楽しめるのだろう。
『Blacksmith Master』はPC(Steam/Epic Gamesストア)向けに、2023年後半に早期アクセス配信予定。