『バイオハザード RE:4』新映像の“ナイフファイト”に注目集まる。クラウザーとの激闘、プレイアブル化か
カプコンは2月24日、『バイオハザード RE:4(BIOHAZARD RE:4)』の最新映像を公開した。今回のトレイラーはゲームプレイに焦点を当てた内容。中でもクラウザーとのナイフファイトが展開するシーンに、ユーザーは熱い視線を投げかけている。
『バイオハザード RE:4』は、『バイオハザード 4』のリメイクとなるサバイバルホラーゲーム。オリジナル版は2005年にゲームキューブ向けに発売され、のちに多数プラットフォームにて展開された。生物災害ラクーン事件から6年後。生還したレオン・S・ケネディは大統領直轄のエージェントとして、誘拐された大統領令嬢の目撃情報を元にヨーロッパの寒村へと向かう。
本作では肩越しの三人称視点が採用。銃器やナイフを用いて襲い来る敵との戦いが展開する。このたび公開されたトレイラーでも、そうした戦闘を確認可能。美麗に再構築されたグラフィックと、オリジナル版の面影を残した戦闘システムが受け継がれていることが確認できる。そのなかで、とある戦闘シーンの変化が注目を集めている。レオンと対峙する強敵ジャック・クラウザーとの格闘戦だ。
トレイラーの1分45秒ごろでは、クラウザーとのナイフファイトが展開。レオンがクラウザーのナイフを弾いたり、強烈なキックを受け止めたり。リメイク版ではクラウザーとの本格的な格闘戦が、ゲームプレイとして繰り広げられるように見える。
なおこのシーンは、オリジナル版におけるチャプター5-3の冒頭シーンがもとになっているとみられる。オリジナル版ではクラウザーとのナイフファイトが、ゲームプレイではなくカットシーンとして展開。かなり長いスパンで断続的にQTEを盛り込んだ緊張感あふれる場面となっていた。今回のトレイラーでは、そうしたシーンが『バイオハザード RE:4』にてプレイアブルな戦闘として登場する可能性が示されたわけだ。またオリジナル版を踏襲してか、ボタン連打といったQTEも一部盛り込まれていることも確認できる。
なおクラウザーは、『バイオハザード RE:4』のこれまでのトレイラーにて登場していなかった。そのため一部ユーザー間では、リメイクに伴ってカットされたのではないかという噂も囁かれていた。そんなクラウザーが今回のトレイラーで堂々たる姿を見せ、リメイク版への続投が確定したことも、今回のナイフファイトシーンの注目度を高めているのだろう。
『バイオハザード RE:4』では、現代向けにゲームプレイが調整されるほか、ストーリーが再構成されているという。これまでのトレイラーでは、何やら様子のおかしいアシュリーが登場するシーンが複数存在。クラウザーとのナイフファイトのほかにも、新鮮に描き直される要素や展開が盛り込まれているのかもしれない。刷新された『バイオハザード4』の登場を楽しみにしておこう。
『バイオハザード RE:4』はPS5/PS4/Xbox Series X|SおよびPC(Steam)向けに、3月24日に発売予定だ。