実写空撮ころがしアクション『IDEA』3月8日発売へ。ほっとする街並みを見下ろし、“アイデアの種”をころがす

パブリッシャーのShinyudenは2月9日、『IDEA』を3月8日に発売すると発表した。空撮された実写映像をステージに、“電球”をころがすゲームだ。

パブリッシャーのShinyudenは2月9日、『IDEA』を3月8日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)およびiOS/Android。日本語表示にも対応するとのこと。

『IDEA』は知的好奇心や発見、共有をテーマにしたアートゲームになるという。ゲームのステージとなるのは、ドローンで空撮された現実の映像。プレイヤーが操作するのは、この映像の中を転がっていく電球のアイコンだ。電球は画面内の道を下へ下へと勝手に転がっていくものの、障害物にぶつかると止まってしまう。電球をクリックして弾き飛ばし、障害物を回避するのだ。

そうして画面の外に到達すると場面が切り替わる。電球を導き続け、どこかに存在する目的地に到達させよう。なお場面ごとに制限時間が設けられており、クリックできる回数には制限がある。手際よく電球を操作する必要があるだろう。なお制限時間がなくなると、その場に“アイデア”を残すことができる。好きなアイコンを選択して、ひとことのコメントを残そう。攻略の考えでも、ゲームと無関係な詩でもいい。空撮された世界がプレイヤーたちのアイデアで埋まっていくゲームとして想定されているのだろう。

本作を手がけるのはスペインに拠点を置くThe Longest Road Games。同スタジオは過去には2Dアドベンチャー『The Longest Road on Earth』をBrainwash Gangと共同開発。Steamユーザーレビューでは265件中82%が好評の「非常に好評」ステータスを獲得している。

本作『IDEA』は、同スタジオにとって初めて単独開発する作品になるという。ベースとしてはOlli Huttunen氏が2020年に公開した短編映像作品「IDEA」をもとにしているとのこと。同作もゲームと同じく、空撮映像を電球の絵が転がっていく内容だ。本作では「IDEA」の空撮映像が利用されており、短編映像作品をそのままゲーム化した作品となるようだ。なおSteamストアページでは本作のデモ版が公開されている。気になる人はプレイしてみるといいだろう。

『IDEA』はPC(Steam)およびiOS/Android向けに、3月8日発売予定だ。

Hideaki Fujiwara
Hideaki Fujiwara

なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『Titanfall 2』が好きだったこともあり、『Apex Legends』はリリース当初から遊び続けています。

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