『キングダム ハーツ』「1」「2」派生作品のサントラがサブスク解禁。ディズニー楽曲も楽しめる
『キングダム ハーツ』リマスター作品のサウンドトラックが2月8日、各音楽ストリーミングサービスで配信開始となった。『キングダム ハーツ -HD 1.5 リミックス』および『キングダム ハーツ -HD 2.5 リミックス』のオリジナル・サウンドトラックが配信されている。
『キングダム ハーツ』シリーズは、スクウェア・エニックスが手がけるアクションRPGシリーズ。ディズニーとのコラボレーション作品であり、作中にはディズニー作品のキャラやワールドが多数登場。またスクウェア・エニックスからは『ファイナルファンタジー』シリーズのキャラが複数登場する。ストーリーとしては主人公のソラのほか、リク、カイリなど『キングダム ハーツ』オリジナルのキャラを中心に展開。さまざまな世界を行き来する物語が展開していく。
『キングダム ハーツ -HD 1.5 リミックス』および『キングダム ハーツ -HD 2.5 リミックス』は、PS3向けに発売されたタイトル。第1作および第2作の完全版のほか、スピンオフ作品や映像作品も収録。両作の一連のストーリーをほぼ網羅できる内容となっている。またHDリミックス2作品をセットにした『キングダム ハーツ HD 1.5+2.5 リミックス』が、PS4/Xbox One/PC(Epic Gamesストア)向けに配信中だ。収録作品は以下のとおり:
・『キングダム ハーツ -HD 1.5 リミックス』収録作品
『キングダム ハーツ -ファイナル ミックス-』
『キングダム ハーツ Re:チェイン オブ メモリーズ』
『キングダム ハーツ 358/2 Days』
・『キングダム ハーツ -HD 2.5 リミックス』収録作品
『キングダム ハーツII ファイナル ミックス』
『キングダム ハーツ バース バイ スリープ ファイナル ミックス』
『キングダム ハーツ Re:コーデッド』
そしてこのたび『キングダム ハーツ -HD 1.5 リミックス』および『キングダム ハーツ -HD 2.5 リミックス』のオリジナル・サウンドトラックがデジタル配信開始となった。つまり、「3」以外の多くの作品がサブスク入りしたことになる。SpotifyやApple Musicなど、各音楽ストリーミングサービスで提供されている。
各オリジナル・サウンドトラックには下村陽子氏の手がけるゲームオリジナル楽曲が中心に収録。「リトル・マーメイド」「美女と野獣」「くまのプーさん」など、ゲーム中に登場するディズニー作品の楽曲も収録されている。本稿執筆時点では、各音楽ストリーミングサービスでもそうしたディズニー楽曲が提供中だ。なお今回のオリジナル・サウンドトラックのデジタル配信開始は、国内向けにはディズニー・ミュージック公式Twitterアカウントより案内された。
『キングダム ハーツ』シリーズの直近の動向としては、2020年1月に『キングダム ハーツIII』のDLC「リマインド」が発売。2022年5月には、シリーズ最新作となる『キングダム ハーツIV』が開発中であることが発表された(関連記事)。2020年より配信中の『キングダム ハーツIII』のサウンドトラックやこのたび配信された旧作の楽曲を聴きながら、シリーズの今後の展開に思いを馳せるのもいいだろう。またこの機会に『キングダム ハーツ HD 1.5+2.5 リミックス』を遊んで、シリーズのストーリーを復習しておくといいかもしれない。
『キングダム ハーツ HD 1.5+2.5 リミックス』はPS4/Xbox One/PC(Epic Gamesストア)向けに発売中だ。